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『リージョンフォームポケモン』一覧(ポケットモンスター)

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所属階層

作品情報

任天堂から1996年2月に発売された『ポケットモンスター』シリーズのキャラクター情報です。『リージョンフォームポケモン』の一覧情報をまとめています。

リージョンフォームの特徴

項目内容
定義ポケモンが地方ごとの環境や文化へ適応した結果、従来とは異なる姿になったもの
初登場『ポケットモンスター サン・ムーン』
地方アローラ/ガラル/ヒスイ/パルデア
主な変化姿/タイプ/分類/特性/生態/高さ/重さ/進化先
図鑑番号原則として従来の姿と同じ全国図鑑番号を共有
呼称「アローラのすがた」「ガラルのすがた」など地方名を冠する
進化地方固有の姿へ進化する例や、リージョンフォームだけの新たな進化先を持つ例が存在
フォルムチェンジとの差個体が任意に通常の姿とリージョンフォームを切り替えることはできない

リージョンフォームは単なる外見差ではなく、地方ごとの自然環境・文化・食性・生活史まで反映した変化となる。同一種族として図鑑番号を共有しながら、タイプや進化先まで大きく変化する例が存在する。

地方別構造

地方呼称主な特徴
アローラアローラのすがたリージョンフォームの起点/環境適応によるタイプ・生態変化
ガラルガラルのすがた固有進化・分岐進化を大きく拡張
ヒスイヒスイのすがた過去のシンオウ地方に存在した歴史的な姿
パルデアパルデアのすがたケンタロスの複数種やウパーの別進化など、少数ながら構造が濃い

アローラ、ガラル、ヒスイ、パルデアの4地方で確認されている。ヒスイは現代のシンオウ地方では見られない過去の姿という点で他地方とは性格が異なる。

世代別カラー

リージョンフォーム一覧

アローラのすがた

No.ポケモン元のタイプアローラのタイプ主な変化
0019コラッタノーマルあく/ノーマル夜行性化/都市部へ適応
0020ラッタノーマルあく/ノーマル食性変化/体格増加
0026ライチュウでんきでんき/エスパーサイコパワー/浮遊
0027サンドじめんこおり/はがね雪山への適応/氷の外殻
0028サンドパンじめんこおり/はがね氷のトゲ/雪上移動
0037ロコンほのおこおり高山・寒冷地への適応
0038キュウコンほのおこおり/フェアリー雪山の神聖な存在
0050ディグダじめんじめん/はがね火山地帯への適応/ヒゲ
0051ダグトリオじめんじめん/はがね大地の神の化身として信仰
0052ニャースノーマルあく王族文化の影響/性格変化
0053ペルシアンノーマルあくアローラの豊かさの象徴
0074イシツブテいわ/じめんいわ/でんき磁力・帯電
0075ゴローンいわ/じめんいわ/でんき食性による帯電
0076ゴローニャいわ/じめんいわ/でんき帯電した岩を発射
0088ベトベターどくどく/あくゴミ処理目的で導入/体質変化
0089ベトベトンどくどく/あく毒素を体内へ蓄積
0103ナッシーくさ/エスパーくさ/ドラゴン強い日差しで巨大化
0105ガラガラじめんほのお/ゴースト天敵への適応/炎と霊的能力

全国図鑑番号は原種と共通で、アローラのすがた自体は第七世代初登場。アローラでは、気候だけでなく都市環境、食性、王族文化、ゴミ問題など多様な要因がリージョンフォームの成立へ接続している。


ガラルのすがた

No.ポケモン元のタイプガラルのタイプ主な変化
0052ニャースノーマルはがね海洋民族との生活/ニャイキングへ進化
0077ポニータほのおエスパー森の生命エネルギーへ適応
0078ギャロップほのおエスパー/フェアリーサイコパワーを発達
0079ヤドンみず/エスパーエスパーガラナツ成分の蓄積
0080ヤドランみず/エスパーどく/エスパースパイスとシェルダーによる変化
0083カモネギノーマル/ひこうかくとう重いネギへの適応/ネギガナイトへ進化
0110マタドガスどくどく/フェアリー毒ガス浄化能力
0122バリヤードエスパー/フェアリーこおり/エスパータップダンス/バリコオルへ進化
0144フリーザーこおり/ひこうエスパー/ひこうサイコパワー主体へ変化
0145サンダーでんき/ひこうかくとう/ひこう飛行より脚力を発達
0146ファイヤーほのお/ひこうあく/ひこう邪悪なオーラをまとう
0199ヤドキングみず/エスパーどく/エスパー化学物質とスパイスによる変化
0222サニーゴみず/いわゴースト太古の環境変化で死した姿/サニゴーンへ進化
0263ジグザグマノーマルあく/ノーマルガラルのすがたが原種とされる
0264マッスグマノーマルあく/ノーマルタチフサグマへ追加進化
0554ダルマッカほのおこおり寒冷化で炎器官が退化
0555ヒヒダルマほのおこおり氷中心の生態へ変化
0562デスマスゴーストじめん/ゴースト古代の粘土板と魂が結合/デスバーンへ進化
0618マッギョじめん/でんきじめん/はがね泥中から獲物を挟む生態

全国図鑑番号は通常の姿と共通で、ガラルのすがた自体は第八世代初登場。ガラルでは、リージョンフォームそのものだけでなく、ニャイキング、ネギガナイト、バリコオル、サニゴーン、タチフサグマ、デスバーンなど、原種には存在しない進化先が大きく拡張された。


ヒスイのすがた

No.ポケモン元のタイプヒスイのタイプ主な変化
0058ガーディほのおほのお/いわ寒冷地への適応/岩のツノ
0059ウインディほのおほのお/いわ大柄化/演武のような戦闘
0100ビリリダマでんきでんき/くさ当時のモンスターボールに酷似
0101マルマインでんきでんき/くさぼんぐりに近い体表組織
0157バクフーンほのおほのお/ゴースト鬼火を操る
0211ハリーセンみず/どくあく/どく寒冷な水辺への適応/ハリーマンへ進化
0215ニューラあく/こおりかくとう/どく崖登り向けの鉤爪/オオニューラへ進化
0503ダイケンキみずみず/あく非情な性質/二刀流
0549ドレディアくさくさ/かくとう雪山生活で脚力が発達
0550バスラオみずみずしろすじのすがた/分類上の扱いに作品差あり
0570ゾロアあくノーマル/ゴースト死後、恨みの力で転生
0571ゾロアークあくノーマル/ゴースト怨念による幻影
0628ウォーグルノーマル/ひこうエスパー/ひこうサイコパワーによる衝撃波
0705ヌメイルドラゴンはがね/ドラゴン鉄分による金属殻
0706ヌメルゴンドラゴンはがね/ドラゴン金属殻へ籠る
0713クレベースこおりこおり/いわ強固な下顎装甲
0724ジュナイパーくさ/ゴーストくさ/かくとう接近戦・蹴り技主体

全国図鑑番号は通常の姿と共通で、ヒスイのすがた自体は第八世代初登場。ヒスイのリージョンフォームは現代のシンオウ地方では見られない過去の姿で、当時の気候・地形・文化・道具まで反映している。


パルデアのすがた

No.ポケモン元のタイプパルデアのタイプ主な変化
0128ケンタロスノーマルかくとう/かくとう・ほのお/かくとう・みずコンバット種/ブレイズ種/ウォーター種の3種へ分岐
0194ウパーみず/じめんどく/じめん地上生活へ適応/ドオーへ進化

全国図鑑番号は通常の姿と共通で、パルデアのすがた自体は第九世代初登場。パルデアケンタロスは一つのリージョンフォームの内部でさらに3種へ分かれる特殊例となる。パルデアウパーは生息環境を水中から地上へ移したことで体質を変え、原種のヌオーではなくドオーへ進化する。


固有進化

地方進化前固有進化
ガラルマッスグマ(0264・ガラルのすがた)タチフサグマ(0862)
ガラルニャース(0052・ガラルのすがた)ニャイキング(0863)
ガラルサニーゴ(0222・ガラルのすがた)サニゴーン(0864)
ガラルカモネギ(0083・ガラルのすがた)ネギガナイト(0865)
ガラルバリヤード(0122・ガラルのすがた)バリコオル(0866)
ガラルデスマス(0562・ガラルのすがた)デスバーン(0867)
ヒスイニューラ(0215・ヒスイのすがた)オオニューラ(0903)
ヒスイハリーセン(0211・ヒスイのすがた)ハリーマン(0904)
パルデアウパー(0194・パルデアのすがた)ドオー(0980)

これらの進化形自体はリージョンフォームではなく、リージョンフォームを起点として生まれた別種のポケモンとなる。


代表ポケモン

ライチュウ

項目内容
初登場作品ポケットモンスター 赤・緑
初登場世代第一世代
全国図鑑番号0026
分類ねずみポケモン
原種タイプでんき
アローラのタイプでんき/エスパー
原種特性せいでんき
アローラの特性サーフテール
変化サイコパワーを獲得し、尻尾に乗って浮遊
リージョン内位置原種から地方条件で進化してリージョンフォームになる代表例

アローラではピカチュウを進化させるとアローラライチュウとなり、地方そのものが進化後の姿を決定する典型例となる。

ロコン

項目内容
初登場作品ポケットモンスター 赤・緑
初登場世代第一世代
全国図鑑番号0037
分類きつねポケモン
原種タイプほのお
アローラのタイプこおり
原種特性もらいび
アローラの特性ゆきがくれ
生態変化他ポケモンとの競合を避け、雪山へ移住して寒冷地へ適応
進化アローラキュウコンへ進化
リージョン内位置環境適応による正反対のタイプ変化を象徴

ロコンは炎から氷へと大きく性質を変え、リージョンフォームにおける「環境適応」の概念を非常に分かりやすく示す。

ナッシー

項目内容
初登場作品ポケットモンスター 赤・緑
初登場世代第一世代
全国図鑑番号0103
分類やしのみポケモン
原種タイプくさ/エスパー
アローラのタイプくさ/ドラゴン
原種高さ2.0m
アローラ高さ10.9m
変化要因アローラ地方の強い日差し
外見変化首が大幅に伸長/尻尾に第四の頭
リージョン内位置アローラのすがたを視覚的に象徴する極端な形態変化

アローラナッシーは強い日差しによって巨大化し、タイプもドラゴンを含む構成へ変化する。

ニャース

項目内容
初登場作品ポケットモンスター 赤・緑
初登場世代第一世代
全国図鑑番号0052
分類ばけねこポケモン
原種タイプノーマル
ガラルのタイプはがね
原種特性ものひろい/テクニシャン
ガラルの特性ものひろい/かたいツメ
変化要因寒冷地の海洋民族との長い生活
進化差原種はペルシアン/ガラルではニャイキング
リージョン内位置タイプ・生態・進化先すべてが変わる代表例

ガラルニャースは体が黒鉄のように変化し、原種とは異なるニャイキングへ進化する。

サニーゴ

項目内容
初登場作品ポケットモンスター 金・銀
初登場世代第二世代
全国図鑑番号0222
分類さんごポケモン
原種タイプみず/いわ
ガラルのタイプゴースト
原種重さ5.0kg
ガラル重さ0.5kg
生態変化太古の海で命を落とした後の姿
進化サニゴーンへ進化
リージョン内位置生息環境の歴史そのものが姿とタイプを変えた代表

ガラルサニーゴは「生きたサンゴ」から「失われたサンゴ」のような存在へ変わり、リージョンフォームに環境史そのものを組み込んだ例となる。

ジグザグマ

項目内容
初登場作品ポケットモンスター ルビー・サファイア
初登場世代第三世代
全国図鑑番号0263
分類まめだぬきポケモン
原種タイプノーマル
ガラルのタイプあく/ノーマル
原種特性ものひろい/くいしんぼう
特徴ガラルのすがたがジグザグマの原種とされる
進化ガラルマッスグマ→タチフサグマ
リージョン内位置「リージョン側が派生種」という基本構造を逆転させる特殊例

ガラルジグザグマは、環境へ適応して生まれた亜種という通常の説明とは逆に、ガラルのすがたこそが原種とされる。

ゾロア

項目内容
初登場作品ポケットモンスター ブラック・ホワイト
初登場世代第五世代
全国図鑑番号0570
分類わるぎつねポケモン
原種タイプあく
ヒスイのタイプノーマル/ゴースト
特性イリュージョン
生態変化生息地を追われ、ヒスイで死んだ魂が怨念によって転生
進化ヒスイゾロアーク
リージョン内位置移住・死・転生まで含む最も大きな生態変化の一つ

ヒスイゾロアは環境へ単純適応しただけではなく、死後の魂が新たな姿となるという特殊な成立過程を持つ。

ビリリダマ

項目内容
初登場作品ポケットモンスター 赤・緑
初登場世代第一世代
全国図鑑番号0100
分類ボールポケモン
原種タイプでんき
ヒスイのタイプでんき/くさ
原種分類ボールポケモン
ヒスイ分類きゅうたいポケモン
特徴ヒスイ地方当時のモンスターボールに酷似
進化ヒスイマルマイン
リージョン内位置地方だけでなく時代・道具文化まで姿へ反映する代表

ヒスイビリリダマは、当時ぼんぐりを用いて作られていたモンスターボールとの関係を思わせる姿を持ち、過去世界ならではのリージョンフォームとなる。

ケンタロス

項目内容
初登場作品ポケットモンスター 赤・緑
初登場世代第一世代
全国図鑑番号0128
分類あばれうしポケモン
原種タイプノーマル
基本リージョンパルデアのすがた
コンバット種かくとう
ブレイズ種かくとう/ほのお
ウォーター種かくとう/みず
構造一つのリージョンフォーム内部に3種類の姿を持つ
リージョン内位置地方差と形態分岐を同時に持つ特殊例

パルデアケンタロスは、リージョンフォームそのものの内部でさらに3種類へ分岐する。

ウパー

項目内容
初登場作品ポケットモンスター 金・銀
初登場世代第二世代
全国図鑑番号0194
分類みずうおポケモン
原種タイプみず/じめん
パルデアのタイプどく/じめん
原種特性しめりけ/ちょすい
パルデア特性どくのトゲ/ちょすい
生態変化水中から地上生活へ移行/エラが硬質化
進化差原種はヌオー/パルデアではドオー
リージョン内位置環境適応と別種への進化を簡潔に示す代表

パルデアウパーは生活圏そのものを水辺から陸地へ移し、毒の粘膜を持つ姿となり、ドオーへ進化する。


関連人物

人物関連対象接点
ナリヤ・オーキドリージョンフォーム全般リージョンフォームを調査する人物
ラベン博士ヒスイのすがた/バスラオ『Pokémon LEGENDS アルセウス』の図鑑上で、しろすじのバスラオをリージョンフォームとして定義

ナリヤ・オーキドは分類そのものの研究者として直接接続する。ラベン博士はヒスイバスラオの分類を巡る境界事例へ接続する。

代表比較

代表地方変化の核リージョンフォームとしての象徴
ライチュウアローラ地方条件による進化地方そのものが進化後の姿を決定
ロコンアローラ寒冷地適応正反対のタイプ変化
ナッシーアローラ強い日差し極端な外見・体格変化
ニャースガラル文化・生活環境固有進化先
サニーゴガラル環境史・死生態とタイプの劇的変化
ジグザグマガラル原種関係リージョン側が原種という逆転
ゾロアヒスイ死と転生歴史的環境による極端な生態変化
ビリリダマヒスイ時代・道具文化過去世界を象徴
ケンタロスパルデア地方内分岐1リージョンから3種へ分化
ウパーパルデア陸上適応別種の進化先へ接続

リージョンフォームと進化

構造例特徴
系統全体がリージョンロコン→キュウコン別地方へ移してもリージョン状態を維持して進化
進化後だけリージョンピカチュウ→アローラライチュウ進化する地方によって姿が決まる
リージョンから固有進化ガラルカモネギ→ネギガナイト原種では存在しない進化先を獲得
リージョンから別種へ分岐ガラルニャース→ニャイキング原種とは別のポケモンへ進化
原種と進化先が異なるパルデアウパー→ドオー原種のヌオーとは別系統へ接続

リージョンフォームは同一種族として扱われながら、進化条件や進化先では原種と大きく異なる場合がある。

分類上の境界

対象扱い
バスラオ(しろすじのすがた)『LEGENDS アルセウス』ではリージョンフォームとして定義される一方、『SV』の遺伝仕様では通常のフォルム違いに近い扱い
ガラル三鳥リージョンフォームとして扱われる一方、作中研究では別種説も存在
ウミトリオ当初ダグトリオのリージョンフォームと考えられたが、別種と判明
ウミディグダ/ノノクラゲ/チャデス系統既存種に似ているがリージョンフォームではなく別種
パラドックスポケモン地域適応ではなく、古代・未来を思わせる別体系

リージョンフォームは「似た姿の別種」や「通常のフォルム違い」と隣接するため、分類境界そのものもポケモン世界で研究対象となっている。


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