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『ゼノギアス』

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所属階層

スクウェア<ゼノシリーズ<ゼノギアス

スクウェアのゲームソフト『ゼノギアス』の情報を掲載しています。


『ゼノギアス』は、1998年にスクウェアから発売されたPlayStation用RPG。高橋哲哉を中心とする開発チームによって制作され、フル3D背景と2Dキャラクター、格闘ゲーム的なコマンド入力を取り入れた戦闘、人型兵器「ギア」、一万年規模の歴史を持つSF世界を組み合わせた作品である。

物語は、記憶を失った青年フェイとエリィを中心に、国家間戦争、空中国家ソラリス、恒星間兵器デウス、事象変移機関ゾハル、輪廻転生、人格統合などを一つの巨大な歴史構造へ収束させる。臨床心理学、宗教、哲学、生物学、SFなど多数の概念を物語そのものの骨格へ組み込んでいる。

基本データ

項目内容
発売1998年2月11日
ジャンル新世代サイバネティックRPG
初出機種PlayStation
開発・発売スクウェア
ディレクター高橋哲哉
プロデューサー田中弘道
音楽光田康典
主要美術田中久仁彦、本根康之、石垣純哉ほか

このIPの中心構造

軸内容
世界恒星間文明の遺産によって形成された惑星と、一万年に及ぶ人類史
中心人物フェイとエリィ
中心行動自身の正体と世界の成り立ちを追いながら、デウス復活計画へ立ち向かう
中心対立デウス復活を進めるソラリス側と、その支配から解放されようとする人々
中心システム生身のAP戦闘とギア戦闘を並行させる二重戦闘構造
主要存在ゾハル、デウス、波動存在、ギア、アニマの器
主要概念輪廻転生、人格、母性、神、人間、支配、自由
時代構造星間戦争、原初、ゼボイム、500年前、本編という複数時代を重層化

世界・歴史構造

作中時系列

時代位置づけ
星間戦争時代ゾハルとデウスシステムが開発され、惑星ミクタムでデウスが暴走
エルドリッジ墜落デウス再起動を阻止するため恒星間移民船エルドリッジが分離・墜落
原初の時代カインらアニムス原体とヒト原種が生み出され、惑星文明が始まる
ゼボイム文明本編約4000年前の高度科学文明。ミァンによって核戦争が引き起こされ滅亡
ソラリス戦役本編約500年前。ラカン、ソフィア、カレルレンらが関わる大戦
創始暦9999年フェイとエリィを中心とする『ゼノギアス』本編

主要地域・国家

地域・国家位置づけ
神聖ソラリス帝国惑星全体へ影響を及ぼす空中国家。高度科学と階級社会を持つ
アヴェ王国イグニス大陸南部の王国。キスレブとの長期戦争状態にある
キスレブ帝国イグニス大陸北部の軍事国家。ギアによるバトリングが盛ん
ニサンソフィアの教えを基盤とする宗教国家
シェバトソラリスへ対抗してきた空中都市国家
ラハン村フェイが記憶喪失後に暮らし、物語が始まる村

主要勢力

組織・勢力役割
ソラリス地上世界を間接支配し、デウス復活計画を進める
ゲブラーソラリスの軍事組織として地上戦争へ介入
教会救済組織を装いながらソラリスの下部組織として活動
シェバトソラリスに対抗する勢力
ユグドラシル海賊組織バルトを中心にアヴェ旧王国復興を目指す
ガゼル法院原初から存在し、デウス復活を進めるアニムス原体の集団

エピソード構想

エピソード時代・内容
Episode I星間戦争時代
Episode IIエルドリッジ墜落後の原初時代
Episode IIIゼボイム文明
Episode IV約500年前のソラリス戦役
Episode V『ゼノギアス』本編
Episode VI本編後の時代として構想

システム・概念構造

キャラクター戦闘

要素内容
AP各ターン最大7まで使用する行動ポイント
弱・中・強攻撃AP1・2・3を消費し、組み合わせによって攻撃を構成
必殺技通常攻撃の使用回数とレベル条件によって習得
超必殺技AP7を使用する組み合わせによる上位必殺技
連殺未使用APを蓄積し、必殺技を連続使用
エーテルEPを消費する魔法・特殊能力系統
ギア搭乗対応する場所では戦闘途中からギアへ乗り換え可能

ギア戦闘

要素内容
燃料攻撃や特殊行動に使用する基本資源
アタックレベル攻撃によって上昇し、ギア必殺技を解放
ハイパーモード条件を満たすと一時的に強力な超必殺技を使用可能
チャージ燃料を回復
ブースト燃料を消費し、行動間隔を短縮
エーテル機関キャラクターのエーテルに相当するギア能力
特殊装置大量の燃料を使う攻撃・回復装置

世界の根幹概念

概念位置づけ
ゾハル可能性事象をエネルギーへ変換する事象変移機関
波動存在ゾハルへ取り込まれた高次元存在
デウス星間戦争終結のために作られた自律戦略兵器
カドモニゾハルとデウスシステムを統御する生体電脳
アニマの器ゾハルへのアクセス権を持つ生体素子
アニムスデウスシステムの兵器管制を担う生体素子
ペルソナカドモニの意思決定中枢で、エレハイムとミァンの起源
ヒトデウス復活の部品として設計・繁殖された構築人種

フェイとエリィの構造

要素内容
接触者ゾハルへ接触し、波動存在から力を授かったアベルの転生系統
フェイ接触者の現代における転生体
エレハイムアベルの母への回帰願望を反映して生まれた対存在
エリィエレハイムの現代における転生体
ミァンデウス復活を遂行するため女性へ継承される存在
輪廻接触者とエレハイムは歴史上で繰り返し転生
統合フェイは分裂した人格を統合することで接触者として完全覚醒

フェイの人格構造

人格位置づけ
主人格幼少期の苦痛から深層意識へ退避した本来の人格
イド苦痛と怒りを引き受ける第二人格
フェイ記憶封印後に形成された表層人格
統合後三人格が一つとなり、過去と自己を受容したフェイへ統合

制作・展開

制作・成立

時期主な転機
企画初期『FFVII』初期案の一つを基盤に、高橋哲哉の別企画として発展
開発開始『クロノ・トリガー2』用チームを母体に「Project NOAH」へ移行
表現方針プリレンダ背景ではなく、3D背景と2Dキャラクターを採用
1998PlayStation用『ゼノギアス』発売
制作後半二年間という開発期限の中で物語を完結させるためDisc2の構成を変更
開発後中核スタッフの一部がスクウェアを離れ、モノリスソフト設立へつながる

制作上の特徴

要素内容
3D世界フルポリゴン背景を採用し、カメラを回転できる空間を構築
2D人物キャラクターはスプライトで表現
アニメーションProduction I.Gによるアニメーションムービーを導入
キャラクターボイススクウェア作品として初めて声優によるキャラクターボイスを採用
ヴォーカル曲スクウェア作品として初めてエンディングテーマに歌唱曲を採用
物語構造心理学、宗教、哲学、SF、生物学などを設定とストーリーへ統合

ゼノシリーズとの関係

系統関係
ゼノギアス6エピソード構想のEpisode Vとして制作
ゼノサーガ『ゼノギアス』の設定構想や用語を解体・再構築した別作品群
ゼノブレイド物語上の直接的な続編ではなく、後のモノリスソフトによる別シリーズ
共通性ゾハルに似た物体、エーテル、アイオーン、ウロボロスなど一部概念・名称が反復

媒体展開

媒体代表展開
ゲームPlayStation版、ゲームアーカイブス
設定資料『Xenogears PERFECT WORKS 〜the Real thing〜』
小説『ゼノギアス 神屠る物語〜序章』
コミックアンソロジー、4コマコミック
音楽オリジナルサウンドトラック、CREID、オーケストラアルバム
コンサート20周年記念コンサートなど

主要ノード

種別ノード
人物フェイ、エリィ、シタン、カレルレン、グラーフ、イド
国家ソラリス、アヴェ、キスレブ、ニサン、シェバト
機体ヴェルトール、ゼノギアス、ギア・バーラー
概念ゾハル、波動存在、デウス、カドモニ、アニマ、アニムス
時代星間戦争、原初、ゼボイム、ソラリス戦役、創始暦9999年
制作高橋哲哉、田中弘道、田中香、光田康典、田中久仁彦、本根康之

Charactersは多言語で発信・整理することを目的としています。※翻訳ポリシー


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