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『攻殻機動隊』

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所属階層

『攻殻機動隊』

士郎正宗によるSF漫画を起点とするIP。電脳化と義体化が普及し、人間・サイボーグ・アンドロイド・AIが共存する近未来社会を舞台に、公安9課の活動を通じて犯罪、ネットワーク社会、自我と身体の境界を描く。原作漫画、押井守による劇場版、神山健治によるS.A.C.、ARISEなどは設定や物語が異なる独立した系統として展開されている。


キャラクター


基本データ

項目内容
正式名攻殻機動隊
英語タイトルTHE GHOST IN THE SHELL
原作者士郎正宗
開始1989年
初出『ヤングマガジン海賊版』
原作単行本1991年発売
ジャンルSF
主要媒体漫画、アニメ、映画、小説、ゲーム、舞台

このIPの中心構造

軸内容
世界核戦争と非核大戦を経た近未来日本。電脳化・義体化・AI・ロボット技術が社会へ浸透
中心組織犯罪を事前に察知し排除する攻性公安組織、公安9課
中心人物草薙素子を中心とする公安9課の構成員
中心行動テロ、暗殺、汚職、電脳犯罪などへの捜査・介入
中心対立個人と国家、身体と意識、人間と機械、自由意思と情報操作
主要技術電脳化、義体化、攻性防壁、ゴーストハック、光学迷彩
主要概念ゴースト、自我、人格、記憶、ネットワーク化された社会
シリーズ構造原作、押井守版、S.A.C.、ARISEなど複数の異なる世界・解釈が並立

世界・概念

世界・社会構造

要素位置づけ
電脳社会脳神経へデバイスを接続し、情報ネットワークへ直接アクセスできる社会
義体化身体の一部または大部分を人工器官へ置換する技術
人間生身から電脳化まで多様な身体状態で存在
サイボーグ生体脳などを残しながら身体を人工化した存在
ロボット・アンドロイド人間に近い外見や能力を持つ人工存在
AI人工的な知識情報処理主体として社会・兵器・ロボットへ組み込まれる

能力・概念体系

概念位置づけ
電脳化感覚・思考・記憶の送受信を可能にする一方、侵入や記憶改変の危険を生む
攻性防壁不正アクセスを遮断すると同時に侵入者へ反撃するセキュリティ
ゴースト人間の自我・意識・霊性を含む、自己同一性に関わる中心概念
ゴーストハック他者の電脳へ侵入し、身体制御や記憶操作を行う犯罪
光学迷彩視覚・電子情報上で認識されにくくするカモフラージュ技術
思考戦車AIを搭載した多脚型装甲兵器。作品系統によってフチコマやタチコマなどが登場

組織・勢力

組織役割
公安9課草薙らが所属する攻性の特殊部隊。IP名「攻殻機動隊」の通称元
公安6課外務省所属の条約審議部。国外案件を管轄
内務省原作世界における公安行政側の主要機関
聖庶民救済センター戦災孤児の保護施設を装った政府系施設として描かれる

世界・地域

世界・地域位置づけ
日本科学技術が高度に発展し、物語の主要舞台となる国家
新浜県原作における中心舞台の一つ。公安9課のオフィスなどが存在
択捉島日本へ返還され、巨大建築群を持つ電脳都市として発展
2029年以降の世界原作世界の主要年代。現実とは異なる戦争史を経たパラレルワールド

シリーズ・歴史

シリーズ系統

系統位置づけ
士郎正宗原作IPの起点。原作漫画を中心とする世界
押井守劇場版『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』『イノセンス』へ続く映画系統
S.A.C.神山健治を中心に展開する独立世界。笑い男事件、個別の11人事件などを描く
ARISE公安9課成立以前からの草薙素子と各メンバーの合流を描く別系統
SAC_2045S.A.C.系統を受け継ぐフル3DCGアニメーションシリーズ
実写映画2017年公開のハリウッド実写映画による再構成

原作、押井守版、S.A.C.、ARISEでは時代設定、草薙素子の設定、物語などに大きな差異があり、一つの連続した時系列として扱うのではなく、原作を核とする複数系統として理解する構造となっている。

主要作品史

年作品位置づけ
1989『攻殻機動隊』連載開始IPの起点
1991『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』単行本原作第1巻
1995『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』押井守監督による劇場アニメ
2001『攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE』公安9課を離れた素子と同位体を描く
2002『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』S.A.C.系統開始
2004『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』S.A.C.第2シリーズ
2004『イノセンス』1995年劇場版の続編
2006『Solid State Society』S.A.C.長編作品
2013『攻殻機動隊 ARISE』公安9課成立を扱う新系統
2015『攻殻機動隊 新劇場版』ARISE後の物語
2020『攻殻機動隊 SAC_2045』S.A.C.系統のフル3DCGシリーズ

原作漫画構造

作品位置づけ
『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』人形使いを巡る事件を中心とする原作第1巻
『攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSER』素子が去った後の公安9課を描く
『攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE』公安9課離脱後の素子と、その同位体を描く

制作・媒体展開

制作・成立

時期主な転機
1989年士郎正宗の漫画として連載開始
1995年押井守監督による劇場アニメ化
2002年神山健治によるS.A.C.が始まり、テレビシリーズとして独自世界を構築
2013年黄瀬和哉・冲方丁を中心とするARISEが「第四の攻殻」として始動
2017年ハリウッド実写映画が公開
2020年SAC_2045でシリーズ初のフル3DCGアニメーションへ展開

媒体展開

媒体代表展開
漫画士郎正宗原作、S.A.C.コミカライズ、ARISEコミカライズ、『THE HUMAN ALGORITHM』など
劇場アニメ『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』『イノセンス』『新劇場版』など
テレビ・配信アニメS.A.C.、2nd GIG、ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE、SAC_2045など
実写映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』
小説『灼熱の都市』『STAR SEED』、S.A.C.関連小説など
ゲームPlayStation、PlayStation 2、PSP、PCオンラインゲームなど
舞台『攻殻機動隊ARISE:GHOST is ALIVE』、VR能『攻殻機動隊』

文化・現実接続

接続位置づけ
海外映像文化1995年劇場版は海外で高い評価を獲得し、その後の国際的認知拡大につながった
『マトリックス』『攻殻機動隊』からの影響が映像手法やギミックに見られるとされる
REALIZE PROJECT義体、電脳、都市を現実技術へ接続する産学官プロジェクトとして展開
情報セキュリティ情報セキュリティマネジメント試験の普及啓発キャンペーンと連携
VR能3D・VR・空中結像などの技術を用いた舞台表現へ展開

主要ノード

種別ノード
人物草薙素子、荒巻大輔、バトー、トグサ
組織公安9課、公安6課
概念ゴースト、電脳化、義体化、ゴーストハック
技術攻性防壁、光学迷彩、思考戦車
シリーズ原作、押井守劇場版、S.A.C.、ARISE、SAC_2045
世界近未来日本、新浜県、ネットワーク化社会

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