| 任天堂<ファイアーエムブレムシリーズ |
任天堂のゲームソフト『ファイアーエムブレムシリーズ』の情報を掲載しています。
『ファイアーエムブレム』は、1990年発売の『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』から始まる任天堂のシミュレーションRPGシリーズ。インテリジェントシステムズを中心に開発され、格子状の戦場で複数のユニットを指揮しながら、国家間戦争や王家・血統・竜族などを巡る物語を描く。
各ユニットを固有の人物として扱い、経験値による成長、兵種、装備、支援関係を戦術へ組み込む構造を特徴とする。戦闘不能になった仲間が原則として復帰しない「ロスト」の概念によって、戦略と人物への愛着を直接結び付けた。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開始年 | 1990年 |
| 初作品 | ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣 |
| ジャンル | シミュレーションRPG |
| 主要開発元 | インテリジェントシステムズ |
| 発売元 | 任天堂 |
| 主要制作者 | 加賀昭三、横井軍平、成広通ほか |
| 主要機種 | FC、SFC、GBA、GC、Wii、DS、3DS、Nintendo Switch |
| シリーズ形態 | 本編、リメイク、スピンオフ、コラボレーション |
このIPの中心構造
| 軸 | 内容 |
|---|---|
| 世界 | 中世西洋風の複数大陸・国家を舞台とするファンタジー |
| 中心人物 | 王侯貴族や軍を率いるロードとその仲間たち |
| 中心行動 | 部隊編成、進軍、戦闘、仲間加入、育成 |
| 中心対立 | 国家間戦争、王位争い、宗教・帝国勢力、人外種族との対立 |
| 中心システム | ターン制マップ戦闘、兵種、成長、装備、ロスト |
| 主要概念 | 炎の紋章、血統、竜、英雄、戦争、支援 |
| キャラクター構造 | 全ユニットを固有人物として扱い、戦術と物語を接続 |
| シリーズ構造 | 大陸・時代ごとに独立した作品群と一部の連続世界を形成 |
シリーズ・歴史
発売史
| 年 | 作品 | 位置づけ |
|---|---|---|
| 1990 | 暗黒竜と光の剣 | シリーズ開始。SRPGの基本構造を確立 |
| 1992 | 外伝 | 探索・育成など異なる構造を導入 |
| 1994 | 紋章の謎 | 初代再構成と続編を統合 |
| 1996 | 聖戦の系譜 | 世代交代、血統、スキルなどを大幅拡張 |
| 1999 | トラキア776 | 『聖戦の系譜』世界を別視点で描く |
| 2002 | 封印の剣 | GBA世代の基礎を形成 |
| 2003 | 烈火の剣 | シリーズ初の本格的な海外展開 |
| 2005 | 蒼炎の軌跡 | ゲームキューブで3D表現へ展開 |
| 2007 | 暁の女神 | 『蒼炎の軌跡』の続編 |
| 2012 | 覚醒 | マイユニット、結婚・継承などを大きく展開 |
| 2015 | if | 複数ルートによる物語分岐を中核化 |
| 2017 | Echoes もうひとりの英雄王 | 『外伝』を現代的に再構成 |
| 2019 | 風花雪月 | 学園・国家分岐・複数勢力構造を導入 |
| 2023 | エンゲージ | 歴代英雄との「エンゲージ」を中心システム化 |
シリーズ系統
| 系統 | 位置づけ |
|---|---|
| アカネイア系 | 『暗黒竜』『紋章』『新・暗黒竜』『新・紋章』 |
| バレンシア系 | 『外伝』『Echoes』 |
| ユグドラル系 | 『聖戦の系譜』『トラキア776』 |
| エレブ系 | 『封印の剣』『烈火の剣』 |
| マギ・ヴァル | 『聖魔の光石』の独立世界 |
| テリウス系 | 『蒼炎の軌跡』『暁の女神』 |
| イーリス・ヴァルム | 『覚醒』で過去世界の遠未来を描く |
| 独立世界群 | 『if』『風花雪月』『エンゲージ』など |
世界・時系列
| 系統 | 時系列 |
|---|---|
| ユグドラル | アカネイア系より約1000年前の時代に位置する |
| アカネイア | 『暗黒竜と光の剣』から『紋章の謎』へ接続 |
| バレンシア | アカネイアと同一世界内に存在 |
| イーリス | アカネイアの約2000年後 |
| ヴァルム | バレンシアの約2000年後 |
| エレブ | 『烈火の剣』が『封印の剣』より過去 |
| テリウス | 『蒼炎の軌跡』から『暁の女神』へ直接接続 |
世界・戦術構造
主要世界・地域
| 世界・地域 | 位置づけ |
|---|---|
| アカネイア大陸 | シリーズ原点となるマルスの物語の舞台 |
| ユグドラル大陸 | 聖戦と血統を中心とする世界 |
| エレブ大陸 | 『封印』『烈火』の舞台 |
| テリウス大陸 | ベオクとラグズの対立・共存を描く |
| フォドラ | 『風花雪月』の三大国と士官学校を中心とする地域 |
| エレオス大陸 | 『エンゲージ』の舞台 |
ゲームの中心構造
| 要素 | 役割 |
|---|---|
| マップ | 格子状の戦場で地形・位置・射程を管理 |
| フェイズ | 自軍・敵軍の順に行動するターン制 |
| ユニット | 各キャラクターが固有能力を持つ戦闘駒 |
| 勝利条件 | 制圧、敵将撃破、全滅、防衛など |
| 仲間加入 | 会話、説得、救出などによって新ユニットが加入 |
| 経験値 | 戦闘や支援行動で獲得し能力を成長 |
| ロスト | HP0となった仲間が原則として以降使用不能になる |
| 地形 | 森、山、砦、砂漠などが移動・回避・防御へ影響 |
戦闘システム
| 要素 | 位置づけ |
|---|---|
| 武器種 | 剣、槍、斧、弓、魔法など |
| 武器の3すくみ | 剣、斧、槍の相性関係を戦術へ組み込む |
| 特効 | 騎馬、飛行、重装、竜など特定兵種への有効攻撃 |
| 追撃 | 速さなどの条件で追加攻撃が発生 |
| 必殺 | 一定確率で大ダメージを与える攻撃 |
| 杖 | 回復・補助・妨害を行う支援手段 |
| スキル | キャラクターや兵種固有の特殊能力 |
| 支援 | 人物関係を能力補正と会話へ反映 |
兵種体系
| 分類 | 代表例 |
|---|---|
| 主人公系 | ロード |
| 騎兵 | ソシアルナイト、パラディン |
| 飛行 | ペガサスナイト、ドラゴンナイト |
| 歩兵 | 傭兵、剣士、戦士 |
| 重装 | アーマーナイト、ジェネラル |
| 遠距離 | アーチャー、スナイパー |
| 魔法 | 魔道士、賢者、ダークマージ |
| 支援 | シスター、僧侶、踊り子 |
| 特殊 | 盗賊、マムクート、ラグズなど |
人外種族・存在
| 分類 | 位置づけ |
|---|---|
| マムクート | 竜の姿へ変身するシリーズ代表的な人外種族 |
| ラグズ | テリウス世界に存在する獣・鳥・竜へ変身する種族 |
| タグエル | 『覚醒』に登場する獣へ変身する種族 |
| 魔物 | 一部作品に登場する人外の敵性存在 |
| 竜 | 神話・王権・世界の成立に深く関わる存在 |
| 炎の紋章 | 作品ごとに形を変えながら登場する象徴的存在 |
制作・展開
制作・成立
| 時期 | 主な転機 |
|---|---|
| 初期 | 『ファミコンウォーズ』型の戦術へRPG的キャラクター成長を融合 |
| 1990年 | 『暗黒竜と光の剣』発売 |
| 初期シリーズ | 加賀昭三らを中心に世界観・兵種・ロスト構造を確立 |
| 1996年 | 『聖戦の系譜』で血統・恋愛・スキルを大幅拡張 |
| 2002年 | 『封印の剣』からGBA世代へ移行 |
| 2003年 | 『烈火の剣』で本格的な海外展開を開始 |
| 2012年 | 『覚醒』でシリーズ構造を大きく再編 |
| 2019年 | 『風花雪月』でコーエーテクモゲームスとの共同開発を展開 |
世界展開
| 時期 | 主な展開 |
|---|---|
| 1990年代 | 日本国内を中心にシリーズ展開 |
| 2001年 | 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』でマルスとロイが海外にも登場 |
| 2003年 | 『烈火の剣』からゲーム本編を海外展開 |
| 2000年代 | 据置・携帯機双方で海外展開を継続 |
| 2017年 | 『ヒーローズ』でスマートデバイスへ世界規模に展開 |
| 2019年 | 『風花雪月』で据置型Nintendo Switchへ本格復帰 |
媒体展開
| 媒体 | 代表展開 |
|---|---|
| ゲーム | 本編、リメイク、スマートデバイス |
| コラボレーション | 幻影異聞録♯FE、ファイアーエムブレム無双 |
| TCG | ファイアーエムブレムTCG、ファイアーエムブレム0 |
| アニメ | 『紋章の謎』OVA |
| 漫画 | 各作品のコミカライズ |
| 小説 | 複数作品のノベライズ |
| クロスオーバー | 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ |
主要ノード
| 種別 | ノード |
|---|---|
| 作品 | 暗黒竜と光の剣、聖戦の系譜、封印の剣、蒼炎の軌跡、覚醒、風花雪月 |
| 人物 | マルス、ロイ、アイク、ルキナ、カムイ、ベレト・ベレス |
| 世界 | アカネイア、ユグドラル、エレブ、テリウス、フォドラ、エレオス |
| システム | ターン制、ロスト、兵種、クラスチェンジ、支援、スキル |
| 存在 | マムクート、ラグズ、タグエル、竜、炎の紋章 |
| 制作 | インテリジェントシステムズ、任天堂、加賀昭三、成広通 |
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