| 『ヤッターマン』 |
『ヤッターマン』は、タツノコプロ制作によるテレビアニメを起点とするヒーロー・コメディIP。1977年から1979年まで全108話が放送され、『タイムボカンシリーズ』第2作として成立した。正義のヒーロー「ヤッターマン」と、宝を狙う悪党「ドロンボー一味」が、世界各地を舞台にメカ戦とギャグを繰り返す。
男女ペアのヒーロー、三悪、毎回変化する悪玉メカ、ビックリドッキリメカ、ドクロ雲、おしおきなど、その後のタイムボカンシリーズを象徴する多数の定型要素を確立した作品である。後年にはテレビアニメのリメイク、実写映画、『夜ノヤッターマン』、ドロンジョを中心とした派生作品などへ展開した。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原作 | タツノコプロ企画室 |
| 制作 | タツノコプロ |
| 初回放送 | 1977年 |
| 放送期間 | 1977年1月1日から1979年1月27日 |
| 話数 | 全108話 |
| シリーズ位置 | タイムボカンシリーズ第2作 |
| 主要ジャンル | ヒーロー、メカ、ギャグ、冒険 |
| 主要媒体 | テレビアニメ、映画、テレビドラマ、漫画、ゲーム |
このIPの中心構造
| 軸 | 内容 |
|---|---|
| 主人公 | ガンちゃんとアイちゃんによるヤッターマン |
| 敵対勢力 | ドロンジョ、ボヤッキー、トンズラーのドロンボー一味 |
| 中心行動 | 宝の手掛かりをめぐる追跡とメカ戦 |
| 指令者 | ドクロベーがドロンボーへ宝探しを命じる |
| 中心システム | ヤッターメカ、メカの素、ビックリドッキリメカ |
| 定型構造 | インチキ商売、探索、戦闘、メカ爆発、ドクロ雲、おしおき |
| 作風 | 名作、伝記、世界各地などを題材とするパロディとギャグ |
| シリーズ構造 | 初代作品を基礎に複数のリメイク・派生作品へ展開 |
人物・対立構造
主要人物群
| 人物 | 位置づけ |
|---|---|
| ガンちゃん | ヤッターマン1号。ヤッターメカを作り正義のために戦う少年 |
| アイちゃん | ヤッターマン2号。ガンちゃんと共に戦うパートナー |
| オモッチャマ | ヤッターマンを補佐するサイコロ型ロボット |
| ドロンジョ | ドロンボー一味のリーダー |
| ボヤッキー | ドロンボーのメカ設計・作戦担当 |
| トンズラー | ドロンボーの怪力担当 |
| ドクロベー | ドロンボーへ宝探しを命じる謎の指令者 |
善玉と悪玉
| 陣営 | 構造 |
|---|---|
| ヤッターマン | ガンちゃんとアイちゃんを中心とする正義側 |
| オモッチャマ | 偵察や情報収集を担当する支援役 |
| ヤッターメカ | 善玉側の大型メカ群 |
| ドロンボー一味 | インチキ商売と宝探しを繰り返す三悪 |
| ドロンボーメカ | ボヤッキーが毎回設計する悪玉メカ |
| ドクロベー | ドロンボーを利用し、失敗時にはおしおきを行う |
ドロンボー一味
| 人物 | 役割 |
|---|---|
| ドロンジョ | リーダー、指揮、お色気担当 |
| ボヤッキー | 頭脳、メカ設計、インチキ商売の技術担当 |
| トンズラー | 怪力、威圧、肉体労働担当 |
| 基本行動 | インチキ商売で資金を作り、宝の情報を追う |
| 結末構造 | ヤッターマンに敗北し、ドクロベーのおしおきを受ける |
エピソード基本構造
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| インチキ商売 | ドロンボーが資金調達のため商売を始める |
| メカ製作 | 商売の題材に合わせた巨大メカをボヤッキーが製作 |
| 宝探し | ドクロベーの情報に従って現地へ向かう |
| 追跡 | ヤッターマンがドロンボーを追う |
| 白兵戦 | ヤッターマンが優勢となる |
| メカ戦 | ドロンボーメカが一時優勢になる |
| 逆転 | メカの素からビックリドッキリメカが出動 |
| 締め | ドロンボーメカ爆発、ドクロ雲、ドクロベーのおしおき |
メカ・定型システム
主要ヤッターメカ
| メカ | 位置づけ |
|---|---|
| ヤッターワン | 初期の中心となる犬型メカ |
| ヤッターペリカン | 飛行・空中戦を担当するペリカン型メカ |
| ヤッターアンコウ | 水中戦を得意とするアンコウ型メカ |
| ヤッターキング | 大破したヤッターワンを改造した大型母艦型メカ |
| ヤッターゾウ | 終盤の大型母船メカ |
| ヤッターパンダ&コパンダ | ヤッターキングなどから出動する中型メカ |
| ヤッタードジラ | 潜水能力を持つ恐竜型メカ |
| ヤッターよこづな | 終盤に活躍する横綱型メカ |
ビックリドッキリメカ
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 発動 | ヤッターメカが「メカの素」を取り込む |
| 生成 | 内部から多数の小型メカが出動する |
| モチーフ | 動物、食べ物、日用品、昔話など毎回変化 |
| 役割 | 劣勢となったヤッターメカ側の形勢を逆転する |
| 攻撃 | 悪玉メカへ集団で取り付き、解体・破壊する |
| 演出 | ファンファーレと掛け声を伴って出動する |
| 発展 | 後期には悪玉側も対抗するゾロメカを投入する |
ドロンボーメカ
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 設計 | ボヤッキー |
| 製作 | ボヤッキーとトンズラー |
| 資金 | 主にインチキ商売の利益 |
| デザイン | その回の商売や題材を反映 |
| 戦闘 | 序盤はヤッターメカを追い込むことが多い |
| 結末 | ビックリドッキリメカなどに破壊され爆発する |
| 象徴演出 | 爆発後にドクロ状の雲が現れる |
代表的な定型要素
| 要素 | 位置づけ |
|---|---|
| ドクロマーク | ドロンボーのインチキ商売やメカを示す象徴 |
| メカの素 | ヤッターメカを強化しゾロメカを生成する |
| ドクロ雲 | 悪玉メカ爆発後の代表的演出 |
| おしおき | 敗北したドロンボーにドクロベーが与える制裁 |
| おだてブタ | ドロンボー側の代表的コクピットメカ |
| 「ポチッとな」 | ボヤッキーを象徴する操作時の決まり文句 |
| 「説明しよう」 | ナレーションを象徴する説明演出 |
シリーズ・媒体展開
シリーズ系統
| 系統 | 位置づけ |
|---|---|
| 1977年版ヤッターマン | IPの原点となるテレビアニメ |
| タイムボカン王道復古 | 初代キャラクターの後日談を描くOVA企画 |
| 2008年版ヤッターマン | 初代作品を再構成したテレビアニメリメイク |
| 実写映画『ヤッターマン』 | 2009年公開の実写映画 |
| 夜ノヤッターマン | 原典から遠い時代を舞台とする派生アニメ |
| グッド・モーニング!!!ドロンジョ | ドロンジョ側を中心とした短編アニメ |
| DORONJO / ドロンジョ | ドロンジョを再解釈した実写ドラマ |
制作・展開
| 時期 | 主な転機 |
|---|---|
| 1977年 | テレビアニメ『ヤッターマン』放送開始 |
| 1979年 | 全108話で初代テレビシリーズ完結 |
| 1990年代 | 『タイムボカン王道復古』などで初代キャラクターを再展開 |
| 2008年 | テレビアニメとしてリメイク |
| 2009年 | 実写映画とアニメ映画を展開 |
| 2015年 | 『夜ノヤッターマン』放送 |
| 2015年 | 『グッド・モーニング!!!ドロンジョ』開始 |
| 2022年 | 実写ドラマ『DORONJO / ドロンジョ』放送 |
媒体展開
| 媒体 | 代表展開 |
|---|---|
| テレビアニメ | 初代、2008年版、夜ノヤッターマン |
| 映画 | アニメ映画、実写映画 |
| テレビドラマ | DORONJO / ドロンジョ |
| 漫画 | 『てれびくん』版、ドロンジョ派生漫画 |
| ゲーム | 家庭用、PC、モバイル、クロスオーバー作品 |
| 音楽 | 「ヤッターマンの歌」「天才ドロンボー」など |
| パチンコ・パチスロ | ヤッターマン、ドロンジョを題材に複数展開 |
| バーチャル展開 | ヤッターマン2号とボヤッキーのVTuber活動 |
主要ノード
| 種別 | ノード |
|---|---|
| 人物 | ガンちゃん、アイちゃん、ドロンジョ |
| 三悪 | ドロンジョ、ボヤッキー、トンズラー |
| 指令者 | ドクロベー |
| メカ | ヤッターワン、ヤッターキング、ヤッターゾウ |
| システム | メカの素、ビックリドッキリメカ、ドクロ雲 |
| 定型 | インチキ商売、おしおき、勝利のポーズ |
| シリーズ | ヤッターマン、夜ノヤッターマン、DORONJO |
| 制作 | タツノコプロ |
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