| 『ブラッククローバー』 |
田畠裕基によるハイファンタジー漫画を起点とするIP。魔法が社会と身分秩序の基盤となる世界で、生まれつき魔力を持たない少年アスタと、卓越した魔法の才能を持つユノが、魔道士の頂点「魔法帝」を目指して競い合う。アスタが得た反魔法を軸に、魔法騎士団、四大国、エルフ、精霊、悪魔へと対立構造を拡張していく。2015年に『週刊少年ジャンプ』で連載を開始し、後に『ジャンプGIGA』へ移籍して2026年に完結した。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名 | ブラッククローバー |
| 英語表記 | Black Clover |
| 作者 | 田畠裕基 |
| 連載期間 | 2015年2月16日から2026年5月1日 |
| 掲載誌 | 『週刊少年ジャンプ』から『ジャンプGIGA』 |
| 出版社 | 集英社 |
| ジャンル | 少年漫画、ハイファンタジー |
| 主要媒体 | 漫画、アニメ、映画、小説、ゲーム、舞台 |
このIPの中心構造
| 軸 | 内容 |
|---|---|
| 中心人物 | 魔力を持たないアスタと、魔法の天才ユノ |
| 中心目標 | 両者が魔道士の頂点「魔法帝」を目指す |
| 中心世界 | 魔法を社会基盤とし、複数の魔法国家が並立する世界 |
| 中心対立 | 魔力・血統・身分を重視する秩序と、実績や意志によってそれを越えようとする者たち |
| 中心システム | 魔、魔導書、魔法属性、魔法騎士団、魔道階域 |
| 主要存在 | 人間、エルフ、精霊、悪魔、魔神 |
| 主要勢力 | 魔法騎士団、白夜の魔眼、四大国、スペード王国の悪魔勢力 |
| 主要概念 | 反魔法、魔法帝、魔導書、魔力、身分、限界突破、悪魔契約 |
世界・システム
魔法・能力体系
| 概念 | 位置づけ |
|---|---|
| 魔 | 世界と生命の内に存在し、魔法を発動する超常的エネルギー |
| 魔導書 | 15歳になると適合者へ与えられ、成長や精神状態に応じて新たな魔法が刻まれる書 |
| 魔法属性 | 原則として個人ごとに固有の属性を持ち、その性質を基盤に魔法を発現する |
| マナスキン | 魔を身体へ纏い、魔力操作と身体能力を高める技術 |
| マナゾーン | 周囲の自然界の魔まで支配し、自身の魔法へ利用する高度技術 |
| 魔道階域 | 第九域から第零域までの10段階で魔道士の力量を評価する体系 |
| 冥域 | 通常の魔法体系では測れない異質な力や魔法を持つ者の分類 |
| 反魔法 | 魔力を持たないアスタと悪魔リーベを通じて発現し、魔法そのものを無力化する力 |
魔導書の構造
| 分類 | 位置づけ |
|---|---|
| 通常の魔導書 | クローバー王国では三つ葉のクローバーが刻まれる |
| 四つ葉の魔導書 | 三つ葉の「誠実」「希望」「愛」に加え「幸運」を宿す特別な魔導書 |
| 五つ葉の魔導書 | 四つ葉の所有者が深い絶望に陥った際に変質し、五枚目の葉に悪魔が宿る |
| 国家別魔導書 | ダイヤモンド、ハート、スペードでは各国を象徴する意匠が刻まれる |
| 成長構造 | 所有者の成長や心の変化に伴い、新たな魔法がページへ追加される |
発展魔法体系
| 系統 | 位置づけ |
|---|---|
| 精霊魔法 | 四大精霊などの力を借りる魔法 |
| 禁術魔法 | 莫大な魔と犠牲を必要とし、通常では不可能な現象を引き起こす |
| 魔言術式 | ハート王国が発達させた、自然の魔を利用して魔法へ命令を付加する術式 |
| 真魔法 | 炎や雷など本物の自然現象そのものを発生させる |
| 究極魔法 | 術者自身の魔法を極限まで体現するエルフ由来の秘奥義 |
| 氣 | 魔とは異なる生体エネルギーを読み、相手の動きや状態を察知する技術 |
| 絶天 | 日ノ国で発達した、氣を瞬間的に高精度で放出して妖術を強化する技術 |
世界・国家
| 世界・地域 | 位置づけ |
|---|---|
| クローバー王国 | 物語の中心国家。王族・貴族・平民・下民による強い階級構造を持つ |
| ダイヤモンド王国 | 資源不足を背景に軍事侵攻と魔導戦士の人体改造を進めた国家 |
| ハート王国 | 豊かな自然の魔を利用し、精霊や魔言術式を発達させた中立国家 |
| スペード王国 | 悪魔憑きのゾグラティス兄弟によって恐怖支配された軍事国家 |
| 日ノ国 | 海外の島国。魔法を妖術、魔力を妖力と呼び、巻物と氣を用いる独自文化を持つ |
| 強魔地帯 | 自然界の魔が極端に強く、異常な魔法現象が発生する地域 |
種族・存在体系
| 分類 | 代表要素 |
|---|---|
| 人間 | 四大国や日ノ国を中心に暮らす主要種族 |
| エルフ族 | 500年前に繁栄した高魔力種族。人間との対立と転生が物語の根幹に関与 |
| 精霊 | シルフ、サラマンダー、ウンディーネなど、強大な自然属性の力を持つ存在 |
| 悪魔 | 冥府に存在し、契約や魔導書を通じて現世へ力を及ぼす存在 |
| 魔神 | 最上級禁術魔法によって人間やエルフが巨大な怪物へ変貌した存在 |
勢力・物語構造
魔法騎士団
| 軸 | 内容 |
|---|---|
| 組織 | 魔法帝直属の戦闘特化型魔道士軍団 |
| 編成 | 9つの魔法騎士団から構成 |
| 任務 | 王国と国民の防衛、敵勢力への対処、魔宮調査など |
| 評価 | 功績を「星」として評価し、騎士団同士で獲得数を競う |
| 階級 | 魔法帝、大魔法騎士、上級・中級・下級魔法騎士へ区分 |
| 社会構造 | 王族・貴族が優位な一方、下民や平民にも実績による上昇の道が存在 |
九つの魔法騎士団
| 魔法騎士団 | 基本的な位置づけ |
|---|---|
| 黒の暴牛 | ヤミが率いる、はみ出し者や異能者を多く抱える団 |
| 金色の夜明け | 高い実力を持つエリート中心の騎士団 |
| 紅蓮の獅子王 | 王族ヴァーミリオン家を中心とする武闘派の団 |
| 銀翼の大鷲 | 王族シルヴァ家と深く結び付く騎士団 |
| 碧の野薔薇 | 女性団員を中心とする騎士団 |
| 翠緑の蟷螂 | 平民も積極的に受け入れる騎士団 |
| 水色の幻鹿 | かつてユリウスが率いた「灰色の幻鹿」を前身とする団 |
| 珊瑚の孔雀 | 夢魔法を使うドロシーが団長を務める騎士団 |
| 紫苑の鯱 | 内部腐敗を抱え、物語中で団長交代も起きる騎士団 |
主要勢力
| 組織・勢力 | 役割 |
|---|---|
| 魔法騎士団 | クローバー王国防衛の中心戦力 |
| 白夜の魔眼 | クローバー王国への復讐を掲げ、魔石を集めるテロ組織 |
| エルフ族 | 500年前の滅亡と転生を通じて現代の対立へ接続 |
| ダイヤモンド王国 | 魔導戦士を人工的に生み出し軍事力を強化 |
| ハート王国 | 精霊守と自然魔法体系を持ち、対悪魔戦でクローバー王国と協力 |
| 漆黒の三極性 | 悪魔と契約しスペード王国を支配するゾグラティス兄弟 |
| 悪魔 | ザグレド、メギキュラ、ルチフェロなど、複数時代の事件を背後から動かす存在 |
| 日ノ国 | 龍禅七人衆と独自の妖術・氣体系を持つ東方勢力 |
主要対立の推移
| 段階 | 中心構造 |
|---|---|
| 魔法騎士団への入団 | アスタとユノが別々の騎士団へ入り、魔法帝を目指す競争が始まる |
| 白夜の魔眼 | クローバー王国への襲撃と魔石争奪が本格化 |
| エルフ転生 | 500年前の歴史と人間・エルフ間の誤解、悪魔ザグレドの策が明らかになる |
| 四大国と悪魔 | ハート王国との共闘、スペード王国との国家規模の戦争へ拡大 |
| クリフォト | 冥府と現世を接続する計画を巡り、最上級悪魔との戦いへ発展 |
| 日ノ国 | アスタが氣と絶天を学び、既存の魔法体系とは異なる力へ接続 |
| 最終対立 | ルシウス・ゾグラティスによる人類再構成の構想と、アスタたちの自由な未来が対立 |
主要人物群
| 位置づけ | 代表人物 |
|---|---|
| 中心人物 | アスタ、ユノ |
| 黒の暴牛 | ヤミ、ノエル、ナハト |
| 魔法帝 | ユリウス |
| 魔法騎士団長 | フエゴレオン、ノゼル、メレオレオナ、シャーロット |
| エルフ | リヒト、パトリ |
| 悪魔側 | リーベ、ザグレド、メギキュラ、ルチフェロ |
| 最終局面 | ルシウス・ゾグラティス |
シリーズ・媒体展開
シリーズ系統
| 系統 | 位置づけ |
|---|---|
| 本編漫画 | 田畠裕基によるIPの中心作品 |
| 外伝漫画 | 『ブラッククローバー外伝 カルテットナイツ』 |
| SD漫画 | 『ブラッククローバーSD アスタくん魔法帝への道』 |
| 小説 | ジャンプ ジェイ ブックスによるノベライズ展開 |
| OVA | テレビアニメ以前に制作されたアニメーション作品 |
| テレビアニメ | 原作を基礎に独自補完も加えた全170話のシリーズ |
| 劇場版 | 『ブラッククローバー 魔法帝の剣』 |
| ゲーム | 家庭用、モバイル、データカードダスなどへ展開 |
| 舞台 | 『ブラッククローバー the Stage』 |
制作・成立
| 年 | 主な転機 |
|---|---|
| 2014年 | 『少年ジャンプNEXT!!』に読み切り版を掲載 |
| 2015年 | 『週刊少年ジャンプ』で本編連載開始 |
| 2017年 | OVA発売、テレビアニメ放送開始 |
| 2018年 | 外伝漫画『カルテットナイツ』と家庭用ゲームへ展開 |
| 2021年 | テレビアニメが全170話で一区切り |
| 2023年 | 劇場版『魔法帝の剣』公開 |
| 2024年 | 本編の掲載媒体を『ジャンプGIGA』へ移行 |
| 2026年 | 漫画本編完結 |
媒体展開
| 媒体 | 代表展開 |
|---|---|
| 漫画 | 本編、外伝、SD作品 |
| 小説 | ジャンプ ジェイ ブックス版 |
| OVA | 2017年発売のアニメ作品 |
| テレビアニメ | studioぴえろ制作、2017年から2021年まで放送 |
| 映画 | 『ブラッククローバー 魔法帝の剣』 |
| 家庭用ゲーム | 『ブラッククローバー カルテットナイツ』 |
| モバイルゲーム | 『夢幻の騎士団』『ブラッククローバーモバイル』など |
| 舞台 | 『ブラッククローバー the Stage』 |
主要ノード
| 種別 | ノード |
|---|---|
| 人物 | アスタ、ユノ、ノエル、ヤミ、ユリウス、ルシウス |
| 組織 | 魔法騎士団、黒の暴牛、金色の夜明け、白夜の魔眼 |
| 国家 | クローバー王国、ダイヤモンド王国、ハート王国、スペード王国、日ノ国 |
| 種族・存在 | 人間、エルフ、精霊、悪魔、魔神 |
| システム | 魔導書、魔道階域、星、等級、魔言術式 |
| 概念 | 魔法帝、反魔法、魔、氣、絶天、悪魔契約 |
Charactersは多言語で発信・整理することを目的としています。※翻訳ポリシー



