| 『ギルティクラウン』 |
『ギルティクラウン』は、Production I.G 6課制作による2011年のオリジナルテレビアニメを中心とするSF・バトルアクションIP。アポカリプスウイルスによって国家機能を失い、GHQの統治下に置かれた近未来の日本を舞台に、高校生・桜満集が他者の心を武器として取り出す「王の能力」を得たことで、レジスタンス組織「葬儀社」と国家規模の戦いへ巻き込まれていく。
「友達を武器に使う」という発想から生まれたヴォイドを中心に、個人の内面、支配、選別、犠牲、贖罪を物語へ組み込んでいる。テレビアニメ本編に加え、過去のロスト・クリスマスへ接続する『ギルティクラウン ロストクリスマス』などの派生作品によって世界設定が補強されている。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開始年 | 2011年 |
| 原作形態 | オリジナルテレビアニメ |
| 監督 | 荒木哲郎 |
| シリーズ構成 | 吉野弘幸 |
| キャラクター原案 | redjuice |
| アニメーション制作 | Production I.G 6課 |
| ジャンル | SF、バトルアクション、群像劇 |
| 主要媒体 | テレビアニメ、ゲーム、OVA、漫画、小説、ラジオ |
このIPの中心構造
| 軸 | 内容 |
|---|---|
| 中心人物 | 桜満集、楪いのり、恙神涯 |
| 世界 | アポカリプスウイルス災害後、GHQに統治された日本 |
| 中心能力 | 人の内面を武器として具現化するヴォイドと王の能力 |
| 中心対立 | 葬儀社、GHQ、アンチボディズ、ダアトをめぐる支配と抵抗 |
| 歴史軸 | 2029年のロスト・クリスマスから本編時代へ続く因果 |
| 主要存在 | ヴォイドゲノム、アポカリプスウイルス、エンドレイヴ |
| 主人公構造 | 内向的な少年が王となり、暴君化と喪失を経て贖罪へ進む |
| 主要テーマ | 心、支配、淘汰、犠牲、罪、贖罪 |
世界・能力構造
能力・概念体系
| 概念 | 位置づけ |
|---|---|
| 王の能力 | 他者からヴォイドを取り出す、ヴォイドゲノムによって得られる能力 |
| ヴォイド | 個々人の恐怖やコンプレックスなど内面を形として具現化したもの |
| ヴォイドゲノム | 王の能力を与える強化ゲノム。製造成功数は3本 |
| アポカリプスウイルス | 人体を結晶化させ、ロスト・クリスマスを引き起こした中核ウイルス |
| キャンサー化 | ウイルス感染の進行によって身体が結晶化する症状 |
| 王の刻印 | ヴォイドゲノムを投与された者に現れる能力者の印 |
| 淘汰 | ダアトと真名を中心に進められる人類進化・選別の構造 |
ヴォイドの基本構造
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 発現 | 17歳以下の人物の内面から固有の形として現れる |
| 形状 | 剣、盾、銃、包帯、鋏など人物の内面を反映する |
| 使用 | 王の能力を持つ者が他者から取り出して使用する |
| 成長 | 集の能力変化後は、本人も意識を保ったまま自身のヴォイドを扱える |
| 破壊 | ヴォイドが破壊されると持ち主も結晶化して死亡する |
| 強度 | ヴォイドごとに能力差があり、数値化されランク付けされる |
主要人物群
| 人物 | 位置づけ |
|---|---|
| 桜満集 | 王の能力を得て、支配と贖罪の両方を経験する主人公 |
| 楪いのり | EGOISTの歌姫であり、真名の依り代として作られた存在 |
| 恙神涯 | 葬儀社の指導者。集の対照となる王の資質を持つ人物 |
| 桜満真名 | 第一感染者であり、ロスト・クリスマスの中核となった人物 |
| 篠宮綾瀬 | エンドレイヴ操縦を担う葬儀社の主要戦闘員 |
| ツグミ | ハッキングと情報戦を担う葬儀社のオペレーター |
| 桜満春夏 | ヴォイドゲノム研究と集の過去をつなぐ研究者 |
| ユウ | ダアトを象徴し、王の能力とアポカリプスの起源に関わる存在 |
組織・歴史構造
主要組織・勢力
| 組織 | 役割 |
|---|---|
| 葬儀社 | GHQからの日本解放を目指すレジスタンス組織 |
| GHQ | ロスト・クリスマス後の日本を統治する超国家組織 |
| アンチボディズ | GHQ内部の特殊ウイルス災害対策部隊 |
| ダアト | 人類の淘汰と進化に関与する古い秘密結社 |
| セフィラゲノミクス | アポカリプスウイルスとヴォイドゲノムを研究する企業 |
| クホウイングループ | 日本の自主独立を志向し、葬儀社を支援する企業勢力 |
| OAU | 反国連・反GHQ側の国際政治勢力として登場する組織 |
作中時系列
| 時期 | 主な出来事 |
|---|---|
| 2022年 | 「はじまりの石」が大島へ落着し、後のヴォイド発現条件へつながる |
| 2029年以前 | ダアトによる強化ゲノム実験やアポカリプス研究が進む |
| 2029年12月24日 | 真名の暴走によってロスト・クリスマスが発生 |
| ロスト・クリスマス後 | 日本政府が機能を失い、GHQによる暫定統治が開始 |
| 本編前半 | 集が王の能力を得て葬儀社へ関与する |
| 第2次ロスト・クリスマス | 茎道らの計画により再度大規模災害が発生し、涯が一度死亡する |
| 学園封鎖期 | 集が生徒会長となり、ヴォイドランク制による統治を行う |
| 最終局面 | 復活した涯、ダアト、真名と集が24区で最終対決する |
主人公の変化
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 日常 | 他人との距離を取り、嫌われることを恐れる内向的な高校生 |
| 王の能力獲得 | いのりとの出会いを通じ、葬儀社の戦いへ巻き込まれる |
| 葬儀社参加 | 涯の下でヴォイドを用い、他者と関係を築き始める |
| 学園統治 | 祭の死を契機にヴォイドランク制を導入し、暴君化する |
| 失脚 | クーデターと涯の復活によって右腕と王の能力を失う |
| 贖罪 | 最後のヴォイドゲノムを自ら使用し、他者の罪と感染を背負う |
| 終結 | 世界中のアポカリプスを引き受け、いのりの犠牲によって生還する |
制作・媒体展開
制作・成立
| 時期 | 主な転機 |
|---|---|
| 2011年 | オリジナルテレビアニメ『ギルティクラウン』放送開始 |
| 2011年 | 漫画版、小説『レクイエム・スコア』などの展開開始 |
| 2012年 | テレビアニメ完結 |
| 2012年 | PCゲーム『ギルティクラウン ロストクリスマス』発売 |
| 2012年 | 『ロストクリスマス』OVA、関連小説・漫画を展開 |
| 2013年 | 本編コミカライズ完結 |
| 2014年 | 『DANCING ENDLAVES』完結 |
シリーズ・媒体構造
| 系統 | 位置づけ |
|---|---|
| ギルティクラウン | 2039年前後を中心に描くテレビアニメ本編 |
| ロストクリスマス | 2029年の大事件へ至る前史を描くPCゲームとOVA |
| レクイエム・スコア | 本編世界を小説として補完するシリーズ |
| PRINCESS OF DEADPOOL | 本編世界の別人物を扱うスピンオフ小説 |
| DANCING ENDLAVES | 綾瀬を中心に、本編以前の世界を描く漫画 |
| コミカライズ | テレビアニメ本編を漫画として再構成 |
媒体展開
| 媒体 | 代表展開 |
|---|---|
| テレビアニメ | 全22話の本編 |
| ゲーム | 『ギルティクラウン ロストクリスマス』 |
| OVA | 『ロストクリスマス』同梱短編アニメ |
| 漫画 | 本編コミカライズ、DANCING ENDLAVES |
| 小説 | レクイエム・スコア、PRINCESS OF DEADPOOL |
| 音楽 | 澤野弘之、supercell、EGOISTを中心とする音楽展開 |
| Webラジオ | GUILTY CROWN RADIO COUNCIL |
主要ノード
| 種別 | ノード |
|---|---|
| 人物 | 桜満集、楪いのり、恙神涯、桜満真名、ユウ |
| 組織 | 葬儀社、GHQ、アンチボディズ、ダアト、セフィラゲノミクス |
| 能力 | 王の能力、ヴォイド、ヴォイドゲノム |
| 事件 | ロスト・クリスマス、第2次ロスト・クリスマス、エクソダス |
| 技術 | エンドレイヴ、ゲノムレゾナンス、ルーカサイト |
| 概念 | アポカリプスウイルス、キャンサー化、淘汰、贖罪 |
Charactersは多言語で発信・整理することを目的としています。※翻訳ポリシー



