| 『まほろまてぃっく |
『まほろまてぃっく』は、中山文十郎原作、ぢたま(某)作画による漫画作品を起点とするSFラブコメディIP。1999年に『コミックガム』で本編連載を開始し、全8巻で完結した。戦闘用アンドロイドの安藤まほろと中学生・美里優の共同生活を中心に、日常、恋愛、戦闘、異星文明と人類をめぐる対立を重ねて描く。
物語の基盤には、友好的な異星人セイント、人類社会を裏から操る管理者、その対立を鎮めようとするヴェスパーという三勢力が存在する。まほろ自身もヴェスパー最強の戦闘用アンドロイドから美里家のメイドへ立場を変え、残された稼働時間の中で人間として生きることを選ぶ。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原作 | 中山文十郎 |
| 作画 | ぢたま(某) |
| 出版社 | ワニブックス |
| 掲載誌 | コミックガム |
| 本編開始 | 1999年 |
| 単行本 | 全8巻 |
| 主要ジャンル | SF、ラブコメディ、バトルアクション |
| 主要媒体 | 漫画、テレビアニメ、ゲーム |
このIPの中心構造
| 軸 | 内容 |
|---|---|
| 中心人物 | 安藤まほろ、美里優 |
| 中心関係 | 戦闘用アンドロイドだったまほろと、その主人となる優の共同生活と恋愛 |
| 日常構造 | 美里家での生活、学校関係者や近隣住民との交流 |
| 世界構造 | 地球人と異星人セイントが接触し、その背後で複数組織が対立する世界 |
| 中心対立 | セイントと管理者の対立、その双方から距離を置くヴェスパー |
| 物語上の制約 | まほろには機能停止までの残り稼働日数が存在する |
| 戦闘構造 | アンドロイド、サイボーグ、各勢力の兵器による戦闘 |
| 中心テーマ | 限られた時間の中で人間として生きること、愛情と自己選択 |
世界・人物構造
組織・勢力
| 組織・勢力 | 役割 |
|---|---|
| ヴェスパー | 地球人とセイントの共存を目指し、両者の争いを鎮めようとする組織。まほろが所属する |
| セイント | 地球人を上回る科学文明を持つ異星人。種の存続のため地球へ到達する |
| 管理者 | 人類社会を裏から操ってきた地球側組織。セイントを敵視する |
| ヴィナス | 原作終盤に登場するヴェスパーの後継組織。地球人とセイントの和解後の秩序維持を担う |
主要人物群
| 人物 | 位置づけ |
|---|---|
| 安藤まほろ | ヴェスパーが生み出した最強級の戦闘用アンドロイド。引退後は美里家のメイドとして暮らす |
| 美里優 | 両親を失い一人暮らしをしていた中学生。まほろを住み込みのメイドとして迎える |
| 安藤みなわ | 管理者によって改造されたサイボーグCODE:370。美里家ではまほろの妹として生活する |
| スラッシュ | まほろを支援する黒豹型サポートメカ |
| リューガ | セイント製のアンドロイド戦士。まほろのライバルとして現れる |
| フェルドランス | 管理者側のサイボーグとして、物語後半の対立に関与する |
主要存在
| 分類 | 位置づけ |
|---|---|
| 戦闘用アンドロイド | まほろやリューガに代表される高性能人工生命 |
| サイボーグ | 管理者による人体改造兵士。みなわやフェルドランスが該当する |
| サポートメカ | 戦闘用アンドロイドを支援する機械生命・補助機構 |
| 地球人 | 管理者を含む地球側文明の主体 |
| セイント | 地球外から来訪した高度文明種族 |
物語の主要段階
| 段階 | 構造 |
|---|---|
| 引退 | 残り稼働日数398日となったまほろが戦闘任務から退き、美里優のもとへ向かう |
| 美里家での生活 | 優との共同生活を始め、学校関係者や地域の人々との日常を築く |
| リューガとの対立 | セイント製アンドロイドのリューガがまほろへ決闘を挑み、戦闘と価値観の転換が描かれる |
| みなわの加入 | 管理者のサイボーグCODE:370を美里家に迎え、まほろの妹として生活させる |
| 管理者との衝突 | まほろ捕獲作戦によって日常と三勢力の戦争が直接接続する |
| 最終局面 | セイント、管理者、ヴェスパーの戦いが最終段階へ入り、まほろ自身も最後の選択を迫られる |
制作・媒体展開
制作・成立
| 時期 | 主な転機 |
|---|---|
| 1998年 | 『コミックガム』Vol.12で予告編掲載 |
| 1999年 | Vol.13から漫画本編連載開始 |
| 2001年 | テレビアニメ第1期放送開始 |
| 2002年 | テレビアニメ第2期『まほろまてぃっく〜もっと美しいもの〜』放送開始 |
| 2003年 | テレビスペシャル『えっちなのはいけないと思います!』放送 |
| 2004年 | 漫画本編完結、単行本全8巻で完結 |
| 2009年 | 特別編『ただいま◆おかえり』放送 |
アニメ展開
| 作品 | 位置づけ |
|---|---|
| まほろまてぃっく | 2001年放送のテレビアニメ第1期。全12話と総集編で構成 |
| まほろまてぃっく〜もっと美しいもの〜 | 2002年から2003年に放送された第2期。全14話と総集編で構成 |
| まほろまてぃっく夏のTVスペシャル「えっちなのはいけないと思います!」 | 2003年放送のオリジナル・サイドストーリー |
| まほろまてぃっく特別編 ただいま◆おかえり | 2009年放送の前後編特別アニメ |
アニメ第2期は原作第4巻から第8巻相当を扱う一方、原作完結前に制作されたため終盤は原作と大きく異なる展開となった。
媒体展開
| 媒体 | 代表展開 |
|---|---|
| 漫画 | 『コミックガム』連載、単行本全8巻、新装版全8巻 |
| テレビアニメ | 第1期、第2期、テレビスペシャル、2009年特別編 |
| ゲーム | PlayStation 2『まほろまてぃっく 萌っと≠きらきらメイドさん。』 |
| PCゲーム | Windows、Macintosh『まほろまてぃっく☆あどべんちゃー』 |
| 書籍 | VISUAL BOOK、アニメーション原画集、ゲーム攻略本など |
| 海外出版 | TOKYOPOPによる英訳版、CARLSEN COMICSによる独訳版 |
海外出版
| 地域・言語 | 展開 |
|---|---|
| 英語圏 | TOKYOPOPから『Mahoromatic : Automatic Maiden』全8巻を刊行 |
| ドイツ語圏 | CARLSEN COMICSから全8巻を刊行 |
英訳版と独訳版はいずれも全8巻が刊行され、装丁、表紙、擬音処理などローカライズ方針には違いが見られる。
主要ノード
| 種別 | ノード |
|---|---|
| 人物 | 安藤まほろ、美里優、安藤みなわ、リューガ |
| 組織 | ヴェスパー、セイント、管理者、ヴィナス |
| 概念 | 残り稼働日数、戦闘用アンドロイド、人間と異星文明の共存 |
| 媒体 | 漫画、テレビアニメ、ゲーム |
| 制作 | 中山文十郎、ぢたま(某)、GAINAX、シャフト |
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