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『ふしぎの海のナディア』

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『ふしぎの海のナディア』

ジュール・ヴェルヌの『海底二万里』『神秘の島』を原案とするSF冒険アニメ。1889年を舞台に、発明好きの少年ジャンと、青い宝石ブルーウォーターを持つ少女ナディアが出会い、万能潜水艦ノーチラス号や秘密組織ネオ・アトランティスとの戦いを通じて、ナディア自身の出自と古代アトランティス文明の真相へ到達していく。1990年から1991年にNHKで全39話が放送された。


キャラクター


基本データ

項目内容
原案ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』『神秘の島』
ジャンルSF、スチームパンク、冒険活劇、架空戦記、ダークファンタジー
総監督庵野秀明
キャラクターデザイン貞本義行
音楽鷺巣詩郎
放送期間1990年 – 1991年
話数全39話
主要媒体テレビアニメ、劇場版、小説、ゲーム、音声作品

このIPの中心構造

軸内容
中心人物ナディアとジャン
中心行動ナディアの故郷と出自を求める旅が、世界規模の戦いへ拡大する
中心対立ネモ率いるノーチラス号と、ガーゴイル率いるネオ・アトランティス
中心世界19世紀の現実世界に、古代アトランティス文明の超科学が重なる
中心概念ブルーウォーター、アトランティス、ノアの方舟、超古代文明
科学構造当時の科学技術と、宇宙航行・反重力・超兵器などのオーバーテクノロジーが共存
物語構造冒険活劇から潜水艦戦、漂流、古代文明、宇宙規模の決戦へ段階的に拡張
神話構造聖書、アトランティス伝説、古代宇宙飛行士説をSF設定として再構成

世界・勢力

主要人物群

人物位置づけ
ナディアブルーウォーターを持つ少女。物語の中心となる出自の謎を抱える
ジャン発明好きの少年。ナディアと出会い、旅と戦いを共にする
ネモノーチラス号船長。ネオ・アトランティスと戦う中心人物
ガーゴイルネオ・アトランティス首領。古代科学による世界支配を目指す
グランディス当初はブルーウォーターを狙うが、後にナディアたちの仲間となる
エレクトラノーチラス号副長。ネモやタルテソス王国の過去と深く関わる

主要勢力

勢力役割
ナディア一行ナディア、ジャン、マリーらを中心とする冒険側
ノーチラス号ネモを中心にネオ・アトランティスと戦う集団
グランディス一味当初の敵対勢力から協力者へ転換する三人組
ネオ・アトランティスアトランティスの超科学を利用して世界征服を目指す秘密組織
タルテソス王国アトランティス人の末裔が築いた王国で、物語の過去と現在を接続する

世界・地域

世界・地域位置づけ
1889年の地球パリ万国博覧会など現実史を基盤とする表層世界
ノーチラス号冒険中盤の主要拠点
アトランティス古代文明崩壊とブルーウォーターの背景を示す海底遺跡
タルテソス王国ナディアとネモの出自に関わる古代文明の継承地
リンカーン島ノーチラス号離脱後の漂流生活の舞台
レッドノア古代アトランティス人の巨大宇宙船で、終盤の核心

主要概念・技術

概念位置づけ
ブルーウォーターナディアとネモが持つ古代アトランティス文明の中核技術
ノーチラス号古代宇宙船を改造した万能潜水艦
N-ノーチラス号終盤に登場する古代アトランティス人の宇宙戦艦
レッドノア地球へ飛来したノアの方舟の一つ
バベルの塔古代の恒星間通信技術を兵器化した超兵器
アトランティス人地球外から飛来し、地球文明へ大きな影響を与えた古代種族

物語・シリーズ

物語段階

段階位置づけ
序章パリでナディアとジャンが出会い、ブルーウォーターを巡る追跡が始まる
ノーチラス号編ネモと合流し、ネオ・アトランティスとの戦いへ参加
無人島編ノーチラス号を離れ、漂流生活の中でレッドノアの正体へ接近
アフリカ・タルテソスナディアの出生と古代文明の過去が明らかになる
N-ノーチラス号編ネモが再登場し、ネオ・アトランティスとの最終決戦へ進む
最終局面ナディア、ネモ、ガーゴイル、古代文明の関係が収束する

シリーズ系統

系統位置づけ
テレビアニメ物語の中心となる全39話
劇場版テレビ版の3年後を描く後日談
小説テレビ版ノベライズと番外編を展開
音声作品本編の隙間や後日談を補完するCDドラマ
ゲーム本編再構成やアナザーエピソードを複数機種で展開
おまけ劇場世界設定やメカニックを補完する短編映像

媒体展開

媒体代表展開
テレビアニメ1990年から1991年に全39話放送
劇場アニメ1991年公開
小説本編ノベライズ、番外編『ナディアストーリーズ』
ゲームファミコン、メガドライブ、PC、PCエンジン、PlayStation 2など
CDドラマ本編補完、後日談、未来世代のエピソード
映像特典『ナディアおまけ劇場』

制作・成立

制作・成立

時期主な転機
1980年代初頭宮崎駿がNHK向けに『海底世界一周』を企画
1980年代後半NHK側の企画案がガイナックスへ持ち込まれる
1990年庵野秀明総監督でテレビアニメ放送開始
制作中当初脚本からガイナックス側が大幅に内容を再構成
後半古代アトランティス、宇宙船、超科学の設定が物語の中核へ拡張
1991年テレビシリーズ完結、劇場版公開

作品の成立構造

要素内容
原案ヴェルヌ作品を冒険物語の骨格として採用
初期企画『海底世界一周』の企画要素を継承
ガイナックス再構成超古代文明、ブルーウォーター、宇宙船などを追加
神話引用創世記、バベルの塔、ノアの方舟などをSFへ転換
オマージュ特撮、SF映画、アニメ、漫画の意匠や名称を多数導入
メカニック19世紀技術と未来的超科学を意図的に同居させる

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