| 『アクセル・ワールド』 |
『アクセル・ワールド』は、川原礫によるライトノベルを原作とするSF・学園・バトル作品。2046年以降の東京を舞台に、ウェアラブル端末ニューロリンカーが社会基盤となった世界で、少年・有田春雪が謎の加速アプリケーション「ブレイン・バースト」と出会い、仮想世界「加速世界」における戦いへ参加していく。
現実世界の人間関係と仮想世界での対戦が強く結び付き、加速能力、デュエルアバター、レギオン、心意システムを中心に、自己認識、成長、支配、競争、仮想世界そのものの目的へ物語が拡張していく。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原作者 | 川原礫 |
| イラスト | HIMA |
| 出版社 | アスキー・メディアワークス、のちKADOKAWA |
| レーベル | 電撃文庫 |
| 開始年 | 2009年 |
| ジャンル | 学園、SF、ラブコメ、バトル |
| 主要媒体 | ライトノベル、漫画、テレビアニメ、劇場アニメ、ゲーム |
| アニメーション制作 | サンライズ |
このIPの中心構造
| 軸 | 内容 |
|---|---|
| 世界 | ニューロリンカーが社会全体へ普及した2046年以降の東京 |
| 中心人物 | 有田春雪と黒雪姫を中心とするバーストリンカーたち |
| 中心システム | 思考を1000倍に加速し、仮想世界で対戦する「ブレイン・バースト」 |
| 仮想存在 | 心理的要素から生成されるデュエルアバター |
| 勢力構造 | レギオンと領土を軸に形成される加速世界の集団関係 |
| 成長構造 | 対戦、レベル、バーストポイント、心意による能力拡張 |
| 中心対立 | ネガ・ネビュラスと他レギオン、加速研究会、白のレギオンなどの対立 |
| 深層構造 | ブレイン・バーストの製作者、加速世界の目的、レベル10と帝城を巡る謎 |
世界・システム
現実世界と技術
| 要素 | 位置づけ |
|---|---|
| ニューロリンカー | 脳と量子レベルで接続し、VR・AR・通信・決済などを統合する社会基盤 |
| ソーシャルカメラ | 日本各地を監視し、加速世界の地形再構成にも利用されるカメラ網 |
| 私立梅郷中学校 | ハルユキたちの学校であり、第2期ネガ・ネビュラスの主要な現実側拠点 |
| BIC | ニューロリンカー以前の脳内埋込型端末。原則禁止されているが違法利用も存在 |
| 東京23区 | 現実世界と加速世界の双方で主要舞台となり、レギオンの領土構造とも接続する |
ブレイン・バースト
| 要素 | 構造 |
|---|---|
| Brain Burst 2039 | 2039年に配布が始まった謎の加速アプリケーション |
| バーストリンカー | ブレイン・バーストを使用するプレイヤーの総称 |
| 親と子 | 既存プレイヤーから新規プレイヤーへプログラムを継承する関係 |
| バーストポイント | 加速、レベルアップ、取引などに使用される中核資源 |
| レベル | 1から10まで存在し、レベル9以降は特別な条件が課される |
| 強制退場 | ポイント全損によってプログラムと関連記憶を失う |
加速世界
| 要素 | 位置づけ |
|---|---|
| 通常対戦フィールド | 1対1を基本とする制限時間付きの対戦空間 |
| 無制限中立フィールド | 時間制限がなく、エネミー、ダンジョン、プレイヤーが共存する広域世界 |
| ハイエスト・レベル | 加速世界をより高次から認識する特殊な情報空間 |
| メイン・ビジュアライザー | ブレイン・バーストの中枢に位置する情報・記憶保存領域 |
| 帝城 | 皇居に対応する最高難度の不可侵領域で、加速世界の根幹に関係する |
| エネミー | 無制限中立フィールドに存在するAI存在。正式にはビーイングと呼ばれる |
能力・概念体系
| 概念 | 役割 |
|---|---|
| デュエルアバター | プレイヤーの恐怖、欲望、強迫観念などから生成される戦闘用仮想体 |
| カラーサークル | アバターの色彩と戦闘傾向を結び付ける分類体系 |
| メタルカラー | 金属名を持ち、通常のカラーサークルとは異なる性質を持つ系統 |
| アビリティ | アバター固有の継続的・特殊能力 |
| 必殺技 | ゲージを消費して発動する強力なアクティブ能力 |
| 心意システム | 強いイメージによってシステム上の事象を書き換える特殊能力体系 |
勢力・主要構造
主要レギオン
| レギオン | 位置づけ |
|---|---|
| ネガ・ネビュラス | ブラック・ロータスが率いる黒のレギオン。物語の中心勢力 |
| プロミネンス | スカーレット・レインが率いる赤のレギオン |
| グレート・ウォール | グリーン・グランデが率いる大規模な緑のレギオン |
| レオニーズ | ブルー・ナイトが率いる青のレギオン |
| オーロラ・オーバル | パープル・ソーンが率いる紫のレギオン |
| オシラトリ・ユニヴァース | ホワイト・コスモスが率いる白のレギオンで、加速研究会と深く結び付く |
加速世界の勢力構造
| 軸 | 内容 |
|---|---|
| 純色の七王 | 青、赤、黄、緑、紫、白、黒を代表するレベル9の強者 |
| 七大レギオン | 七王を中心に形成された主要勢力 |
| 領土戦争 | 東京各地の戦域を巡ってレギオン同士が争う集団戦 |
| 加速研究会 | ブレイン・バーストの規範外で活動し、違法技術や心意を利用する秘密組織 |
| オリジネーター | 開発者から直接ブレイン・バーストを受け取った最初の100人 |
| レベル10 | 他のレベル9を倒すことでのみ到達可能とされる最終段階 |
主要人物群
| 人物 | 位置づけ |
|---|---|
| 有田春雪 | シルバー・クロウとして加速世界へ参加し、物語の中心を担う |
| 黒雪姫 | ブラック・ロータスとしてネガ・ネビュラスを率いる黒の王 |
| 倉嶋千百合 | ライム・ベルとしてハルユキたちと行動する幼馴染 |
| 黛拓武 | シアン・パイルとしてネガ・ネビュラスに所属するハルユキの幼馴染 |
| 上月由仁子 | スカーレット・レインとして赤のレギオンを率いる二代目赤の王 |
| ホワイト・コスモス | 白のレギオンを率り、加速研究会の中核にも位置する白の王 |
主要存在・装備
| 種別 | 位置づけ |
|---|---|
| 七の神器 | 加速世界に存在する最上位級の強化外装群 |
| 災禍の鎧 | 複数の強化外装と負の心意が融合して生まれた危険な装備 |
| ISSキット | 負の心意を利用して加速研究会が拡散した不正プログラム |
| 四神 | 帝城四方を守護する最高位級のビーイング |
| 四聖 | 高度な知性を持ち、各ダンジョンを拠点とする最上位ビーイング |
| ザ・フラクチュエーティング・ライト | 帝城最奥部に封印された七番目の神器で、加速世界の根幹に関係する存在 |
制作・媒体展開
制作・成立
| 時期 | 主な転機 |
|---|---|
| Web発表期 | 『超絶加速バースト・リンカー』として小説投稿サイトで発表 |
| 2009年 | 改題後、第15回電撃小説大賞の大賞受賞作として電撃文庫から刊行開始 |
| 2010年 | 漫画版とパロディ4コマ漫画の連載開始 |
| 2011年 | アニメ化とゲーム化を発表 |
| 2012年 | テレビアニメ放送、家庭用ゲーム展開開始 |
| 2016年 | 劇場アニメ『アクセル・ワールド INFINITE∞BURST』公開 |
シリーズ・派生展開
| 系統 | 位置づけ |
|---|---|
| 原作ライトノベル | 加速世界と現実世界の物語を描く本編 |
| アクセル・ワールド | 原作を基礎とする漫画版 |
| あくちぇる・わーるど。 | キャラクターをデフォルメしたパロディ4コマ |
| デュラル マギサ・ガーデン | 清美学院の女性バーストリンカーを描く外伝漫画 |
| INFINITE∞BURST | テレビシリーズ総集編と新作パートで構成された劇場アニメ |
| ゲーム版 | 原作者監修の独自ストーリーを展開する家庭用ゲームなど |
媒体展開
| 媒体 | 代表展開 |
|---|---|
| ライトノベル | 電撃文庫から本編を展開 |
| 漫画 | 本編コミカライズ、4コマ、外伝作品を展開 |
| テレビアニメ | 2012年に全24話を放送 |
| OVA | 家庭用ゲーム初回限定版特典として2作品を制作 |
| 劇場アニメ | 『アクセル・ワールド INFINITE∞BURST』を2016年に公開 |
| ゲーム | PSP、PlayStation 3、スマートフォンなどで複数作品を展開 |
主要ノード
| 種別 | ノード |
|---|---|
| 人物 | 有田春雪、黒雪姫、上月由仁子 |
| 世界 | 現実世界、加速世界、ハイエスト・レベル |
| 組織 | ネガ・ネビュラス、オシラトリ・ユニヴァース、加速研究会 |
| システム | ニューロリンカー、ブレイン・バースト、心意システム |
| 概念 | デュエルアバター、バーストポイント、レベル10 |
| 重要地点 | 帝城、無制限中立フィールド、メイン・ビジュアライザー |
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