| スクウェア<トバルシリーズ |
スクウェアのゲームソフト『トバルシリーズ』の情報を掲載しています。
『トバルNo.1』は、1996年にスクウェアから発売されたPlayStation用3D対戦型格闘ゲーム。スクウェアのPlayStation参入第1弾タイトルとして制作され、開発はドリームファクトリー、キャラクターデザインは鳥山明が担当した。
上段・中段・下段という攻撃属性を軸にした操作、奥行きを含む自由移動、つかみからの攻防などによって三次元格闘を構成する一方、ローグライク要素を取り入れた「クエストモード」も搭載する。惑星トバルで開催される格闘大会「TOBAL No.1」を中心に、地球人、異星人、ロボットが同じリングで競う世界観を持つ。
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初発売 | 1996年8月2日 |
| ジャンル | 3D対戦型格闘ゲーム |
| 対応機種 | PlayStation |
| 開発元 | ドリームファクトリー |
| 発売元 | スクウェア |
| ディレクター | 石井精一 |
| キャラクターデザイン | 鳥山明 |
| 主要展開 | トバルNo.1、トバル2、トバルM |
このIPの中心構造
| 軸 | 内容 |
|---|---|
| 世界 | モルモラン鉱石を産出する惑星トバル |
| 中心人物 | 闘技会へ参加する地球人、異星人、ロボットの格闘家たち |
| 中心行動 | 格闘大会「TOBAL No.1」を勝ち抜き、最強の座を目指す |
| 中心対立 | 挑戦者同士の格闘と、最終的なウダン皇帝への挑戦 |
| 中心システム | 上段・中段・下段攻撃、自由移動、つかみ、投げ、リングアウト |
| 主要概念 | TOBAL No.1、モルモラン鉱石、ウダン皇帝、異星人社会 |
| 派生構造 | 格闘ゲーム本編に加え、ダンジョン攻略型クエストモードを内包 |
| シリーズ構造 | 初代のシステムを『トバル2』へ継承し、その後の関連作品にも影響 |
世界・大会構造
惑星トバル
| 要素 | 位置づけ |
|---|---|
| 惑星 | 10数個の衛星を持つ辺境の惑星 |
| 発見 | 地球歴2027年に地球の宇宙探査船によって発見 |
| 環境 | 地球人が生活可能な大気を持ち、自然も豊か |
| 重力 | 地球より小さい |
| 主要資源 | 究極のエネルギーとされるモルモラン鉱石 |
| 社会 | 鉱石を求めて地球人や異星人が集まる多種族社会 |
| 支配者 | ウダン皇帝 |
TOBAL No.1
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 種別 | ウダン皇帝が200日に1度開催する格闘技大会 |
| 目的 | トバル最強の格闘家を決める |
| 参加者 | 地球人、異星人、ロボットなど |
| 勝敗 | ダウンまたはリングアウト |
| 制限 | 武器、防具、超能力は禁止 |
| 報酬 | モルモラン鉱石と称号 |
| 最終挑戦 | 怪人ノーク、ウダン皇帝を倒すことでナンバーワンへ到達 |
| 本作 | 第98回大会を描く |
モルモラン鉱石
| 要素 | 位置づけ |
|---|---|
| 性質 | 少量でも莫大なエネルギーを生む鉱石 |
| 産地 | 惑星トバル |
| 経済 | 鉱石を求め、多数の異星人がトバルへ移住 |
| 大会賞品 | TOBAL No.1の勝者へ鉱石が与えられる |
| 王者の石 | ウダン皇帝に勝利した者へ贈られる特別な鉱石 |
| 技術利用 | ホムの動力源にも用いられる |
主要人物群
| 人物 | 位置づけ |
|---|---|
| チュージ・ウー | 地球人と新中人の血を引く17歳の少年。鉱山で働きながら大会へ参加 |
| エポン | キッタイク星出身の高速型格闘家 |
| ホム | 武術を学習した作業用ロボット |
| フェイ・プウスー | 第66回大会でウダン皇帝を破った歴代ナンバーワン |
| グリン・カッツ | 地球出身の若き格闘天才で、チュージのライバル的位置 |
| ウダン皇帝 | 惑星トバルの支配者にして大会主催者、最強格闘家 |
ゲームシステム
格闘システム
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 上段攻撃 | 上方向を狙う基本攻撃属性 |
| 中段攻撃 | 中央を狙う攻撃属性 |
| 下段攻撃 | 下方向を狙う攻撃属性 |
| 奥行き移動 | 上下入力によってリング内を三次元的に移動 |
| ガード | R1を使用して防御 |
| 強攻撃 | R1と攻撃ボタンの組み合わせで使用 |
| つかみ | 中段強攻撃から組み合い状態へ移行 |
| リングアウト | 正方形リングの外へ出ると敗北 |
つかみシステム
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 開始 | 相手をつかむことで組み合いへ移行 |
| 攻撃側 | 相手を動かす、打撃を加える、投げるなどを選択 |
| 防御側 | 状況に応じた入力で主導権を奪い返せる |
| 役割 | 一方向的な投げではなく、双方が介入できる攻防として構成 |
| 意義 | 打撃とは別の接近戦駆け引きを成立させる |
ゲームモード
| モード | 位置づけ |
|---|---|
| トーナメント | 対戦を勝ち抜きウダン皇帝を目指す基本モード |
| 対戦 | 2人対戦 |
| プラクティス | 技、ダメージ、投げ抜けなどを練習 |
| クエスト | ダンジョンを探索するアクションRPG型モード |
| サドンデス | 決着がつかない場合に発生する特殊戦闘状態 |
クエストモード
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 基本構造 | 格闘操作を用いてダンジョンを進むアクションRPG |
| 目的 | 最深部の宝物とボスを目指す |
| 敵 | ダンジョン内の各種モンスター |
| 罠 | 穴、剣、仕掛け床、レーザー格子、岩など |
| 成長 | ダンジョン攻略によって使用キャラクターが解放される |
| 最深部 | ウダンズダンジョン |
| 報酬 | Sノーク、ムーフー、ウダン、鳥山ロボなどの使用解禁 |
制作・展開
制作・成立
| 時期 | 主な転機 |
|---|---|
| 1990年代半ば | 『鉄拳』『バーチャファイター』系スタッフが参加するドリームファクトリーが開発 |
| 1996 | スクウェアのPlayStation参入第1弾として発売 |
| キャラクター設計 | 鳥山明が3D格闘での見栄えや体格差を意識してデザイン |
| システム設計 | 石井精一、池淵徹らが三次元移動と上中下攻撃を中心に構築 |
| 続編 | 『トバル2』で格闘システムを大幅に改良 |
| 系譜 | 基本システムの一部は『エアガイツ』『バウンサー』へ発展的に継承 |
| 2007 | 携帯電話向け『トバルM』を展開 |
キャラクターデザイン
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 担当 | 鳥山明 |
| 基本方針 | 3D格闘ゲームで動かすことを前提に設計 |
| 体格差 | 小型、大型、人型、鳥人、竜人、ロボットなど幅広く設定 |
| 人体表現 | 動作時の違和感を減らすため、比較的高い頭身で統一 |
| ライバル構造 | チュージとグリンは年齢・身長・体重を同一に設定 |
| 隠し要素 | 鳥山明本人をモデルにした「鳥山ロボ」が登場 |
音楽
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 主要作曲陣 | 光田康典、伊藤賢治、川上泰弘、笹井隆司、下村陽子、仲野順也、濱渦正志、松枝賀子 |
| 構成 | 複数のスクウェア系作曲家が参加 |
| 関連展開 | オリジナルサウンドトラック、リミックスアルバムを発売 |
| 位置づけ | 格闘ゲームでありながら、多数の作曲家による多彩な楽曲構成を採用 |
主要ノード
| 種別 | ノード |
|---|---|
| 人物 | チュージ・ウー、エポン、ホム、フェイ・プウスー、グリン・カッツ、ウダン皇帝 |
| 世界 | 惑星トバル、各衛星、鉱山 |
| 大会 | TOBAL No.1、第98回大会 |
| 資源 | モルモラン鉱石、王者の石 |
| システム | 上中下攻撃、つかみ、三次元移動、リングアウト、クエストモード |
| 作品 | トバルNo.1、トバル2、トバルM |
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