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集英社から1994年に発売された『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』のキャラクター情報です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| キャラクター名 | 雪代巴(ゆきしろ ともえ) |
| 作品 | るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(1994年) |
| CV | CV:岩男潤子(Junko Iwao) |
| 和月伸宏 |
| 同上、集英社 |
キャラクターデータ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名 | 雪代巴 |
| 読み | ゆきしろともえ |
| 登場作品 | 『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』 |
| 生年月 | 1846年9月 |
| 出自 | 武家 |
| 家族 | 父、弟・雪代縁 |
| 関係 | 清里明良の許嫁 |
| 愛用品 | 白梅香 |
| 習慣 | 日記をつける |
人物
漆黒の瞳と儚げな雰囲気を持つ女性。寡黙で感情の起伏を表へ出すことが少なく、笑うことも得意ではない。
自身の感情が相手へ伝わりにくいことを気にしており、許嫁であった清里明良にも好意を十分に伝えられなかったことを悔いている。
一方で子供好きという柔らかな一面を持ち、白梅香を愛用している。日記をつける習慣があり、そこには表には見せない心情が記されていた。
人物・関係
| 人物 | 関係 |
|---|---|
| 緋村剣心 | 幕末期の抜刀斎。巴の人生と最も深く結びつく人物 |
| 清里明良 | 巴の許嫁 |
| 雪代縁 | 年の離れた実弟 |
| 闇乃武 | 巴を利用して抜刀斎へ接近させた組織 |
| 神谷薫 | 後年、巴の日記の存在を知る人物 |
| 巻町操・四乃森蒼紫 | 巴の日記を東京へ届ける役割を担う |
人物史
幕末期、抜刀斎と呼ばれていた緋村剣心と酒屋で居合わせ、彼が刺客を斬る場面を目撃する。その後、剣心が滞在する宿で生活するようになり、共に過ごす時間が増えていく。
やがて二人は夫婦として暮らし、巴は穏やかな生活の中に幸福を見いだしていく。
巴の存在は、人斬りとして多くの命を奪っていた剣心の心にも大きな変化をもたらした。
正体・核心情報
巴は、かつて抜刀斎が暗殺した幕府方の武士・清里明良の許嫁である。
清里を失った復讐のため、幕府方の組織・闇乃武の手先として抜刀斎へ接近した間者だった。闇乃武の目的は、巴を剣心にとってかけがえのない存在へ変え、その存在自体を弱点として利用することにあった。
剣心と共に暮らすうち、巴自身も復讐心だけでは割り切れない愛情を抱くようになり、憎しみと愛の間で苦悩する。
やがて闇乃武に拘束され、剣心を誘い出すための人質とされる。敵の罠によって感覚を奪われた剣心が辰巳との決着を図ろうとした際、巴は夫を救うため辰巳へ斬りかかる。
その結果、剣心の一撃によって辰巳と共に斬られ、命を落とす。
この時、巴の持っていた短刀が剣心の頬へ傷を付け、清里が残した最初の傷と交差することで、後の十字傷が完成する。
巴を自らの手で死なせてしまった経験は剣心に深い影響を残し、後に「たとえ敵であっても殺さない」という不殺の信念へつながっていく。
巴の死後、雪代家は離散し、弟の縁は日本を離れて上海へ渡る。
その後
巴が残した日記は、剣心の手によって京都の禅寺へ預けられる。
後にその存在を知った神谷薫の依頼を受け、巻町操と四乃森蒼紫によって東京へ届けられ、巴が生前に抱いていた本心を知る重要な手がかりとなる。
『北海道編』でも巴の存在は言及されており、久保田旭や凍座白也を通じて過去の人物として物語へ接続している。
作品・媒体横断
| 媒体 | 主な扱い |
|---|---|
| 原作漫画 | 追憶編の中心人物であり、人誅編の核心にも関わる |
| アニメ版 | 巴の台詞や演出に一部変更が加えられている |
| 実写映画第1作 | 後ろ姿のみで登場 |
| 実写映画第4・5作 | 有村架純が演じ、剣心との過去が本格的に描かれる |
| 宝塚歌劇 | 星乃あんり、星南のぞみが演じる |
| 松竹ミュージカル | 松村沙瑛子が演じる |
実写映画では、原作と同じく剣心との過去と悲劇が描かれる一方、巴の死後に剣心が家ごと火葬する描写など、独自の演出も加えられている。
制作・デザイン
雪代巴のキャラクターモデルの一つは『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ。
作者は当初「クールでものすごく美人」という方向性からデザインを作っていたが、結果的に綾波レイとの類似が強くなったとされる。
衣装は白い着物に紫のショールを合わせた姿が代表的。髪型は一つ結びや髪を下ろした姿など複数が描かれている。
後の作品『武装錬金』に登場する早坂桜花については、早坂姉弟が雪代姉弟をリファインした存在であることが作者から示されている。
関連情報
| ノード | 接続 |
|---|---|
| 『るろうに剣心』 | 登場作品 |
| 緋村剣心 | 夫となる人物・人生の中心人物 |
| 清里明良 | 許嫁 |
| 雪代縁 | 実弟 |
| 闇乃武 | 巴を利用した組織 |
| 十字傷 | 巴と清里の双方に由来する剣心の傷 |
| 追憶編 | 巴を中心に剣心の過去を描く物語 |
| 人誅編 | 巴の死が後年の物語へつながる章 |
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